山猫を探す人Ⅱ

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2005年 03月 11日

強制退院

 体調はすこぶる良い。点滴も酸素吸入も、もう受けていない。一体いつまで入院していなきゃいけないんだろう? 



 朝、ツベルクリンをしにきた看護婦にボヤいたら、すぐにO医師が来た。ちょうどワタクシは椅子に座ってメールを打っており、O医師は「退屈してるね」とのたまう。至って元気だし、風呂も入りたいし・・・・・大体喀血した原因は何ですか?の問いにも「場所は右肺の上部。でも血が出た原因は判らないよ。まあ変形した病巣にも血管が走っているわけで、異常発達血管が逝っちゃったのだろうね。」ほぼ結核の確率は無くなったが、まだ安静が必要との判断だ。ううん参った。そのあと、見慣れない連中がやってきた。なんだろうな。と思っているとそのうちの一人(唯一の男)が再び来室して「急患がいて満室だ。一番元気なのがあなた。大部屋に行くか、退院か、好きなほうを選べ」と来たもんだ。ええと、ついさっき主治医がまだ安静にしていて、とのたまわったンですけど・・・・この時はその矛盾を追及するより退院という甘言に目が眩んだよ。渡りに船だ。ワタクシメは迷わず退院を選択。すると有無を言わさず30分後に病室を放り出された。あはは、厚生病院でワタクシメが誰かにしたことを今度はワタクシメが受けている。因果応報だな。



 荷物を両手に抱えてホームレスの引越し状態だよ。病棟受付でいろいろ指示を受けて開放かと思いきや、O医師のもとに出頭せよとのこと。おいおい追い出しておいてそれはなんだ、と憤慨するが、「いやあすまないねー、急に」と済まなそうなO医師の表情から、これは院内派閥争いに巻き込まれたなと感じた。あの見知らぬ医師は位が上っぽかったからパワハラかな。どちらにしても、入院はもうまっぴらだ。家に帰れるから、なんでもがまんするよ。ははは。でもよりによって雨の日にみじめな退院だ。



夜、C課長、オヤビン、N山来たりて差し入れをしてくれた。ありがたい。



 ここで新事実を二つ。ちょうどワタクシメが強制退院したあと、K、S雅の二人が見舞いに来たが巣立ちしたあとで、びっくりしたそうだ。さらに、3人は私の家に来る前、市立病院に寄り病状確認と復帰確認をしようとしたところ看護師長から一方的に逆切れされたそうだ。「当病院の判断は間違っていません! 本人も納得されて退院しました!」 まあ、C課長とNオヤビンが2人して迫ってきたら・・・・少し師長さんに同情(笑)



やっぱり、あの病院、何かおかしい。



# by Wild_Cat_Seeker | 2005-03-11 01:20 | 厄年入院日記(き、気胸なり!) | Comments(0)
2005年 03月 10日

入院2日目

 市立病院の2日目は未明の胃液採取で始まった。時間は5時くらいだったかな?気配に気付いて目を覚ますと若い看護婦さんがベットの傍にいるわけで、「おはようございます。胃液もらいますねえ。」病院にプライバシーはないよねぇ~。未明の鼻管プレイは妙にエロチックでしたよ(爆)。



 朝飯後、造影剤入りCTプレイ。昼飯抜きで午後気管内視鏡プレイ。先立つこと麻酔液を蒸気化して吸い込まされ、安酒で悪酔い状態のようだ。車椅子で地下へ連れていかれO医師が処置。いやいや、さらなる麻酔液噴射で咳き込み、いよいよ内視鏡突っ込まれて、げほげほだよ。力入れるなったって、それは無理だ。[おっ、血痰あるよ。これには触りたくないなー。」O医師続ける「うん、うまいよ山猫さん。もう右の肺に入ったよ。」肺に管が・・・、と考えただけで盛大にえづいてしまったですよ、もう! それよりも洗浄しているのか、治薬を散布しているのか。肺の内部への直接刺激は本当にむず痒かった。咳き込む咳き込む。その後、左の肺にも管ちゃんを訪問させて気管内視鏡プレイは終了。O医師からのコメントを待っていたが、何もなし。再び車椅子で病室へ戻る。まだ悪酔い。痰を集めるように指示されたが元来痰を出せない私にとってこれはつらい指示だよ。厚生病院でも空振りだったもんね。3時すぎ、父母、T課長、Nおやびん、N山、O部来りて見舞いかち合い、談話室でしゃべる。夕飯。ご飯が待ち遠しい。ニコチン禁断症状あり。消灯後、何度も目が覚める。もう寝飽きたという感じ。体調は普段よりいいくらいだ。



# by Wild_Cat_Seeker | 2005-03-10 00:36 | 厄年入院日記(き、気胸なり!) | Comments(0)
2005年 03月 09日

入院

 女主治医のH先生はかく語りき。「結核の疑いがある。しかし、ここには胸を見る医者がいない(ホントカヨ!)。今晩は仕方なく泊まっていいが、明日には専門医のいる病院に紹介状を書くので転院してね。」



 病棟に連れていかれ、引き継いだ若い看護師さん(Mさん)はこの病院でようやく私に優しく接してくれたスタッフだ。個室ベットに移る前にトイレに行きたいと要求するとシビンを用意された。これは容易ならぬ扱いだぞ。隔離じゃないか。酸素吸入を開始。すぐに抗生物質の点滴、その後、止血剤の点滴。Mさんはその合間に病室から出られないこと、アンケートへの協力依頼、そして何かあったらナースコールを押すことを指示し退室。眠ろうと思ったが精神が高ぶって寝られない。アンケートを記入し、携帯でRちゃんに事態を報告しようとしたが、深夜だし心配させるのもいやだったから送信はしなかった。夜明け、朝食前に採血。朝食が来てからMさん点滴の異常に気づき慌てる。輸液が滞って空気が混じっているのだ。「こまったな。よくないな。」といいながら処置をするが改善されない。「もう一回刺しなおしていいですよ」と私が助け舟を出すと「ごめんなさいね。何回も痛い思いをさせて」と恐縮していた。
 朝飯のあと、Rちゃん。実家。Cさん。Y君の順番で事態報告メールを打つ。午前10時すぎ女主治医のH先生が来て取りあえず結核の疑いは低いので転院して呼吸器科の診断を受けるよう指示。痰を集めるべく、変な装置で薬を蒸気状にして吸わされるが出ないよ。Mさんが来てお代わり&純度アップでもだめでした。その後2時間待ちぼうけで昼飯が出てきた。まあせっかくだからと食っていると、看護師が来て食べてからでいいですよと言った。これでさらに30分待ちぼうけ。ついに呼ばれて部屋を出ると誰もいない。どこへ行けばいいのかも判らず、5分待ちぼうけ。訳も判らず病室に放り込まれた私に病棟受付の場所などわかるはずないじゃないかと苦笑。写真を持たされタクシーで市立S病院へ。紹介状の威力で、すぐにO医師の診察。肺の中にかなりの血溜り。入院して検査となる。帰宅を申し出たが・・・・・。要するにまだ結核の疑いは晴れていないらしい。個室で病棟内隔離。マスク必携。言っちゃなんだけど、この個室ボロくない?隣の患者の息遣いが聞こえてくるよ。



 夜、C課長、Nおやびん、N山来る。入院小道具をいただき、取りあえず下着交換、歯磨きをしてすっきりした。感謝。病棟内隔離なので、消灯前にトイレに行き、大きな方を済ます。ああすっきり。



# by Wild_Cat_Seeker | 2005-03-09 00:13 | 厄年入院日記(き、気胸なり!) | Comments(0)