山猫を探す人Ⅱ

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カテゴリ:遠野の水辺( 35 )


2019年 06月 19日

久恋の地~沼の御前~

昔青笹には七つの池があった。その一つの池の中には、みこ石という岩があった。六角牛山のてんにんこう(天人児)が遊びに来て、衣装を脱いでこのみこ石に掛けておいて、池にはいって水を浴びていた。惣助という男が魚を釣りに来て、珍しい衣物の掛けてあるのを見て、そっと盗んで・・・・以下略・・・・七つの沼も今はなくなって、そこにはただ沼の御前という神がまつられている。

遠野物語 拾遺3話に記述された天人児伝説と今に伝わる沼の御前の話である。10年ほど前、ある図書の記述を手掛かりに、ここぞという場所を探索したが敢え無く空振りし、もう残っていないのだろうと思っていましたが・・・・・
昨今、青笹の紹介誌の写真撮影に携わったhanaさんから「沼の御前へ行ってきたよ~。」と聞かされて、実在することを知りました。
行かねばなりません。

早瀬川を渡って、田圃の中の砂利道を行けるところまで行き、クルマを捨てて歩くことしばし・・・・

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一条の流れに辿り着きました。
この流れる方向が実に「ぁゃιぃ」w

しかし、この先はもう道がありません。畔と思われるところを歩いていくしかありません。
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緑の頭巾をかぶった案山子に通せんぼ食らいましたが
一言「ご苦労!」と声をかけw通過しました。
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どうやら核心部に近づいたようです。
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沼の御前 で間違いないようです。
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傍らの木の根元が神域化されておりますが、これがもしや遠野物語 拾遺43話で記述された
白い水が湧いていた場所? 謎は深まります。
さらには背後の山の中腹には荷渡観音なる祠がある(らしい)
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沼の御前の前には沼が復活しています。
みこ石まで再現されているw
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堤には桜の植樹
どうやら沼の御前復興計画推進中のようです。
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六角牛山から天人児がまた遊びにくるかもね^^




by Wild_Cat_Seeker | 2019-06-19 05:20 | 遠野の水辺 | Comments(0)
2019年 04月 08日

3月3日は宵痴れて

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黒森神楽を堪能し、遠野郷八幡宮を後にする。
宮司様からは「直会」まで居て良いとありがたいお誘いがあったのですが、
前回、お言葉に甘えて、郷土芸能大好き人の楽しみを奪う結果になってしまったので
今回は不義理を致した次第・・・

あと、もうひとつの理由
3月の宵遠野って意外や意外、写真は皆無なんですよ。
んで、つらつらとネタ探しながら歩いて駅まで行き・・・行き・・・
と思って10歩ほど歩いたところで宝飯爺様に捕獲されましたw
「駅まで乗っていく?」「あ、いやネタ探しで、んでは野田稲荷まで乗せていただけますか?」
と人生の先輩をタクシー代わりに使う不埒なワタクシ・・・
んでも気のせいですか? クルマが一回り縮んでしまったような・・・w
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そしてワタクシは午後5時の松崎トワイライトゾーンに一人佇んだわけです。
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野田稲荷の暮れなずむを見る。撮る。手かじかむ・・・
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高校生らしき若人のハイペースランニングするを見る。撮る。手かじかむ。
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上空を行くは鷺なるらん。山の端に日輪隠れて、その色判別できず・・・・
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高度1万米には光あり
この光景を写真に残さずにいつまで覚えておけるだろう?
ファインダーから目を離し、肉眼に焼き付ける。
成果が期待できない行為をする我に肩を竦めた3月3日の宵遠野





by Wild_Cat_Seeker | 2019-04-08 05:46 | 遠野の水辺 | Comments(0)
2019年 02月 04日

氷の世界

さて、先の遠野訪問(去年末)で撮り溜めた絵も残り少なくなって参りました。
暦の上では今日から春だし、冬の遠野ネタも今日でお仕舞いです。

して、最後に向かった先は?
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ここです!(どこです?)
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エメラルド湖、足ヶ瀬湖、遠野大正池! などなど・・・
ひとによって呼び名が異なりますが、極寒の岸辺に立ち寄ったのでした。
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水面は一部を除いて凍結、
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まさに全面凍りつこうかという時期に当たったようです。
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お目当ての「しぶき氷」は不発でしたが、
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妙なる表情でございました。
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おまけ・・・
三光坊の墓の赤い鳥居が冬遠野最後の1枚となりました。

次の遠野ネタが入るまで、休眠・・・する訳にはいかないのでw
次回は「ばかっ旅」ネタでも晒しましょうかねwww



by Wild_Cat_Seeker | 2019-02-04 06:41 | 遠野の水辺 | Comments(0)
2017年 11月 19日

遠野温泉

どなたか様がおっしゃっていましたね
もし、遠野に天然温泉があったなら、その観光的魅力は何倍にもなり、
年間観光客数は、一気に上がるだろう・・・と

ま、そんな夢物語があたかも実現するように見られるのも
この季節限定です。
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「鴬崎初音温泉」
河原から湧くワイルドな温泉ですw
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元祖「踊鹿温泉」w

いい湯~だな、なはん!


by Wild_Cat_Seeker | 2017-11-19 10:14 | 遠野の水辺 | Comments(6)
2017年 10月 13日

天王堤はなぜ「天王」堤なのか?

さて、あの溜池が、なぜ天王堤と名付けられたのか
この辺りの地名ではございません。
謎は深まります。
別名の「重佐殿溜池」は個人のお名前です。
これは判りやすいのですが、天王・・・は

しかし、偶然にも、その由来が判りました。
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池のほとりから森の中に至る道を辿ると牧草地に出ました。
路は更に奥へと続きます。
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牧草地のどんづまりに何やら建物が・・・・
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えいえいと突っ切っていき、振り返ります。
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なんか、前に見たことあるよなないよな・・・
さらに進んで振り返って・・・・
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あっつ! 記憶が甦りました!
ここは八坂神社ではないですか!
踊鹿の地と青笹町赤羽根・・・・
なんか、距離的にワープしちまった感がありますが、実はこんなに近かったのですね。

天王堤命名の由来が判りました!
八坂神社の俗称は「おでのさま」
翻訳すると「天王様」
そう、八坂神社に祀られた「牛頭天王」から勧進されたので、そう呼ばれているのです。
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堤の名前が「天王堤」である理由が判って、すっきりしました^^

んで天王堤拾遺です。
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これが水源です。
これを辿ると、いずれは河内川に合し、笛吹峠に至るのです。
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悟道の里山の開山に合わせたのか、10年前は空掘だったところにも水が導かれています。

これで八幡山への直登コースでも見つけたら、遠野郷八幡宮を起点に池と寺社を廻るワンデイハイクルートが出来るかも(そんな物好きはワタクシくらいかw)



by Wild_Cat_Seeker | 2017-10-13 06:39 | 遠野の水辺 | Comments(2)
2017年 10月 12日

二つの池めぐり ふたたび

遠野通い第二期の初期の頃、遠野に湖水が少ないことに気付き
地図を血眼で探した結果、八幡山の麓に二つの湖水を見つけたのでした。

その顛末はコチラでエントリー致しました。

そこをなんと10年ぶりに辿ります!!!

しかも徒歩で!
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まずは踊鹿(おどろか)の堤です。
平たく言えば農業用ため池なのですが、この雰囲気はタダモノではございません。
前回エントリーでは突っ込んだ記述は致しませんでしたが、初秋の此の地は自然植物園なのす。
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まずは川蜻蛉主役で宵待ち草をぼかしw
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名称不明のパープル
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ご存知、おばな・・・・所謂ススキ^^
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ここではツリガネニンジンと名乗っています・・・・w
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ヨツバヒヨドリは高原の花とオモていたら、こんなところにも・・・・
もちろん、てふてふのオアシスと化していました!w
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つっちゃな てふ は ツバメシジミ
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気まずい雰囲気の てふてふ は キチョウ (昨今はキタキチョウと呼ぶらしい)
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この中之島が踊鹿の池の真骨頂!

しかし、遠野の地で 鹿が踊る という地名
出来過ぎだなぁ・・・と驚いた記憶が・・・w
地名の由来を聞きたいものです。

さて、そろそろ次の池に行きましょう。

踊鹿の池の前のダートをそのまま進み、あ~行って、こう行くとw
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はい、きれいな湖水のほとりなのよ~www
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名前は天王堤 又の名を「重佐殿溜池」
戦中の食糧増産のため私財を投じて造られた農業用ため池です。
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やや、堤の向こうになにやら雅な雰囲気が・・・・・
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これは・・・此処は京都ですか???

10年前とは一味違う、天王堤の姿でした。

ところで、なんで天王堤というのでしょうか・・・
それは、おいおい、このブログを見ていただければ、つまびらかになりますw





by Wild_Cat_Seeker | 2017-10-12 06:47 | 遠野の水辺 | Comments(0)
2017年 09月 08日

佐比内溜池

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上郷町佐比内の奥、猫川を遡った地に溜池があります
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陽が射すと、見事なエメラルドグリーンに!
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魚影はありませんでしたが、
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この溜池の底には100年以上前の近代的製鉄所の遺跡が眠っているのです。
数年前に溜池の水が抜かれたことがあったらしいですが、見てみたかったものです。
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さて、帰るか・・・・
しかし、後ろ髪引きまくる光景が谷の奥に見えている・・・・
どうしよう??


by Wild_Cat_Seeker | 2017-09-08 06:32 | 遠野の水辺 | Comments(0)
2017年 09月 06日

夏とんのみ

猛暑の午後、クルマのエアコンもヘタってくるその時が、此処を訪れる時
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池の流れだしに近づくと、明らかに温度の違う空気が顔をなでる。
それを冷気ととるか、霊気ととるかは個人の自由だが、水に手を浸すと
その冷たさは感動的なのです。
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神が祀られるのも判る気がします
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此処は禁足地。
昔は近づくことを堅く戒められた場所で、殊に池の近くに行ってはいけないと
云われていました。
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今でも池に近づくと大気がざわつき、水面にさざ波が走る時がありますが
それを禁を侵した者への怒りと取るか、人の体温によって対流が生れた結果と取るかも
また個人の自由なのであります。



by Wild_Cat_Seeker | 2017-09-06 05:57 | 遠野の水辺 | Comments(2)
2016年 03月 15日

早春の水面

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早春の山間
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水面に引き寄せられる
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水に温かさを感じるようになったからだ
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なにも緑が見えないが
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五感は春を感じている


by Wild_Cat_Seeker | 2016-03-15 23:35 | 遠野の水辺 | Comments(2)
2016年 03月 05日

足ヶ瀬TV 解氷速報

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軽便 跡子 候補
解氷率20% 春当確はまだ出ません。
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解氷率70% あ、出ました。
軽便 跡子 候補! 春当確です!
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え~、ただいま入った情報によりますと、軽便 跡子 候補陣営で
融雪剤による不正解氷があった模様です。

残念ながら春当選取消です。。。。。

な~ちって。。。
氷も消えつつあるのに、ワタクシのギャグは滑りまくり・・・・
いまだに真冬の寒さ哉・・・・_| ̄|○


by Wild_Cat_Seeker | 2016-03-05 11:12 | 遠野の水辺 | Comments(3)