山猫を探す人Ⅱ

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2019年 05月 28日 ( 1 )


2019年 05月 28日

引っ込み思案の豊間根駅

豊間根という地名は、遠野物語の一話に登場するので、割と早くから知ってはいたが、実際に訪れるのは2度目である
一度目は夜汽車で通っただけなので、何の印象も残っていない。

遠野物語の一節は以下の通りだ。

旅人豊間根村を過ぎ、夜更け疲れたれば、知音の者の家に燈火の見ゆるを幸に、入りて休息せんとせしに、よき時に来合せたり、今夕死人あり、留守の者なくて如何にせんかと思ひし所なり、暫くの間頼むと云ひて主人は人を喚びに行きたり。迷惑千万なる話なれど是非も無く、囲炉裡の側にて煙草を吸ひてありしに、死人は老女にて奥の方に寝させたるが、ふと見れば床の上にむくむくと起直る。胆潰れたれど心を鎮め静かにあたりを見廻すに、流し元の水口の穴より狐の如き物あり、面をさし入れて頻に死人の方を見つめて居たり。さてこそと身を潜め窃かに家の外に出で、背戸の方に廻りて見れば、正しく狐にて首を流し元の穴に入れ後足を爪立てゝ居たり。有合はせたる棒をもて之を打ち殺したり。

                        「遠野物語101話」

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その昔は豊間根村という独立した自治体だったので駅前はそれなりに住居が密集しているが、
駅舎はプレハブであるw
でも、駅に人が居る! 観光客のようだ。GWだしなぁ・・・・
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彼らがのぞき込んでいた看板
おやおや、遠野の名が記されているぞ・・・

なんと、ここで採れた砂金を牛の背に乗せて遠野へ運んでいた?
なんか、今までの疑問の数々につながりを見いだせるような話だが
今回のエントリーの趣旨からは外れるので、これ以上言及しませんw
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ミドルネームは「まつたけの里」
そう岩手県沿岸部は「まつたけ」の産地なのだ。
出荷できないような獲物は自家消費し、旬の時期には食べ飽きると聞いた。
裏山鹿!

では、恒例の
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来し方 よ~し!
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行き方 よ~し!w

豊かなり根の間に生える金の茸
(ゆたかなり ねのまにはえる きんのたけ)

                            山猫拝


by Wild_Cat_Seeker | 2019-05-28 06:37 | 鉄の目 | Comments(0)