山猫を探す人Ⅱ

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2019年 06月 19日

久恋の地~沼の御前~

昔青笹には七つの池があった。その一つの池の中には、みこ石という岩があった。六角牛山のてんにんこう(天人児)が遊びに来て、衣装を脱いでこのみこ石に掛けておいて、池にはいって水を浴びていた。惣助という男が魚を釣りに来て、珍しい衣物の掛けてあるのを見て、そっと盗んで・・・・以下略・・・・七つの沼も今はなくなって、そこにはただ沼の御前という神がまつられている。

遠野物語 拾遺3話に記述された天人児伝説と今に伝わる沼の御前の話である。10年ほど前、ある図書の記述を手掛かりに、ここぞという場所を探索したが敢え無く空振りし、もう残っていないのだろうと思っていましたが・・・・・
昨今、青笹の紹介誌の写真撮影に携わったhanaさんから「沼の御前へ行ってきたよ~。」と聞かされて、実在することを知りました。
行かねばなりません。

早瀬川を渡って、田圃の中の砂利道を行けるところまで行き、クルマを捨てて歩くことしばし・・・・

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一条の流れに辿り着きました。
この流れる方向が実に「ぁゃιぃ」w

しかし、この先はもう道がありません。畔と思われるところを歩いていくしかありません。
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緑の頭巾をかぶった案山子に通せんぼ食らいましたが
一言「ご苦労!」と声をかけw通過しました。
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どうやら核心部に近づいたようです。
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沼の御前 で間違いないようです。
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傍らの木の根元が神域化されておりますが、これがもしや遠野物語 拾遺43話で記述された
白い水が湧いていた場所? 謎は深まります。
さらには背後の山の中腹には荷渡観音なる祠がある(らしい)
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沼の御前の前には沼が復活しています。
みこ石まで再現されているw
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堤には桜の植樹
どうやら沼の御前復興計画推進中のようです。
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六角牛山から天人児がまた遊びにくるかもね^^




by Wild_Cat_Seeker | 2019-06-19 05:20 | 遠野の水辺 | Comments(0)


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