山猫を探す人Ⅱ

okenamay.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2011年 08月 03日

大出早池峯神社宵宮2011

さて、いまさらながらに半月前の出来事をアップするのも心苦しいが、今回の旅の模様は
なるべく時系列に沿ってネタ化。。。ご紹介していきたいので、現在形、過去形、過去完了形、現在完了形(?)などありとあらゆる時制が出てきます。
読んでる皆さんは中学、高校の英語の授業を思いだして、もだえ苦しむかも知れませんw



笛吹様、ksuz様、一如さんファミリー、ゴンゲン様。「足ちゃんとあるよー」とまさかのたみゃちょ様。そして釜石からはるばるhanaさんご夫妻、。それから、まめさんご夫妻、雷鳥mitaさんと、いつかのぶれんど飲み会乱入メンバーが勢ぞろい致しました。



ボランティアで遠野入りしている方も多数訪れていたようで、明らかに去年を上回る人々が集いました。



本殿での神事も終わり、いよいよ奉納神楽が始まる・・・かな、という時、夜店でノンアルコールビールを販売しているという情報が入り、そそくさと買い、おもむろにプルトップをかこきんと開け、怒涛の如く喉の奥に流し込んでいると、なんと式一番「鶏舞」が始まってしまった。



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245427.jpg



7拍子のゆったりとしたリズムに合わせ、残りのビールを優雅に飲み干すw



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245447.jpg



うぅむ・・・今年も舞台の前と奥では照明の当たり具合が違っていて写りが偏ってしまう。
あとふたつ裸電球を付けていただけると、均一に光が当たるのですが・・・



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245458.jpg



今年は小倉神楽、鱒沢神楽、平倉神楽とゲストも多彩で、今まで見たことのない演目もありました。大出神楽の面々も顔ぶれが変わっていたりと例年との違いを感じました。



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245423.jpg



式二番「翁舞」
舞い始めは非常にゆったりしているので、息を詰めて撮れば、これこのとおりキレイに写ります。
舞の後半はとしょりとは思えない激しい動きとなるので、もはや・・・これまで
写真をあきらめてじっくりと鑑賞しましたとさ。



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245422.jpg



続いては式三番「三番叟」
去年は大三番叟wと小三番叟wのダブル三番叟だったのですが、
どうやら小三番叟が独立したようで、今年は一人舞いです。
三番叟といえば、豪快な跳びが見所のひとつです。



それではとっくに過去になった今日の三番叟、三連続ジャンプをごらんください。



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245403.jpg



一跳び!



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245441.jpg

      

                二跳び!!



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245426.jpg






































                           三跳び!!!



天晴れ天晴れ!



アンコールにお応えして



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245460.jpg



四跳び!!!!



途中、省略ご容赦ください。



シャトルバスが発車したあと、境内は人も疎らになり、本来の郷社の宵宮の姿に近づく。



そんな折に登場するのが、式五番「山の神」だ。





大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245468.jpg



赤い強烈な面といい、多彩な踊りといい・・・・



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245420.jpg



その激しさといい、「山の神」を見ずして帰ってしまった方にはご同情申し上げます。



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245439.jpg



「山の神」はある意味、神楽のクライマックスです。



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245417.jpg



続いて式六番「岩戸開き」で滾り(たぎり)を鎮めたあと、



いよいよ最後の演目「権現舞」となります。



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245478.jpg



下舞
「あ~ここはどこ?」





何度聴いてもそう聴こえるので、そう言っているのでしょう(笑)



下舞は神(権現様)を降ろす舞であり、場を清める意味もあり、
舞う方自らが気持ちを高めて神と一体化する過程でもあるようです。



神楽とは、神が楽しむもの。
ニンゲンはその楽しみを少々分けていただいて楽しむ。



ニンゲンの分際で、神をも恐れぬ傍若無人な振る舞いをすると
神の怒りを買います。



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245408.jpg



「こらー!」
「ゆるしてたも!」



大出早池峯神社宵宮2011_c0337257_12245479.jpg



「ん、もう!」
「こらえてつかぁさい。」



あぁあ! 本当にすいません!



最後の最後で茶化してしまいました。_|‾|○



これは五穀豊穣を願い、火防せを願っている場面であって
決して怒られているわけではないのです。



権現舞が終わったとき、時刻は23時を大幅に超えていました。
5年前の1200年祭に匹敵する長丁場です。



総入れ歯(w・・・・・・・・そういえば、7月17日、18日が祝祭日に当たるのは次は5年後となる。
時季的に仕事は忙しいから、年次休暇を当てるわけにもいかない。
おそらく、次にこの郷社の宵宮を堪能できるのは2016年だ。



それまでは現地のぶれんど諸氏の記事で堪能することにしましょう。



盛りだくさんの7月17日が終わった。



by Wild_Cat_Seeker | 2011-08-03 06:42 | 陰影明暗症候群 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード


<< 着手      陰影明暗症候群患者から見た宵宮 >>