山猫を探す人Ⅱ

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2006年 02月 19日

初版序文の旅(その1)

「そうだ、遠野へ行こう。」
CMのセリフをパクッた訳ではないですが、1995年8月の旅は唐突に始まりました。



8月5日の午前遅く、うだる暑さの横浜を脱出したのでした。
持ち物は遠野物語の文庫本と煙草だけ・・・だったらカッコイイのだが、一応、ヤマ道具一式はクルマに積んだ。



都心を抜けるも渋滞!! 東北道も渋滞!!
関東地方を抜ける前に行程600Kmのプレッシャーに負けそうになった。
仙台を越える頃から雲行きは怪しくなる一方。18:30 カクテルライトの映える花巻南インターに着いた。
・・・はいいんだけどさぁ。この先どうするの? 地図持ってないじゃん。なんとかなるさぁ。(一応一人旅ですよ)  と走りだせば、たちまち道に迷う。

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30分迷走して、原点に戻り、真っ暗な道をひたすら走る。なんで初めての道って遠く感じるのだろうね。遠野に着いたのは20時過ぎでした。どこかで買物をと思っていたら、あっというまに街を出外れました。店が開いてない! 



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まだ8時だよ~!
ええい、このまま白望の麓へ行ってしまえ! かなり大胆な決断です。食料持たずに山に突入なんて、普段ならありえないのに、多分初めての遠野に舞い上がっていたんでしょうね。とりあえず川井村方面を目指しましたが琴畑の入り口なんざ判るはずありません。たちまちクルマは立丸峠の難路に突入しましたよ。
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頭に昇った血を落ち着かせるために路側帯にクルマを止めました。雨は激しくなってます。逡巡しました。状況は豪雨といってもいい状態です。山奥はどんな状況でしょう?

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でも初志貫徹だ。ようやく琴畑の入り口を見つけて入り込んだ。途端に前方から消防車がやってきた。



増水に備えての見回りでしょうね。
そんなときに林道なんか走っちゃいかんのでは?
まあ、なんとかなるさ! 



で、これが命取りの判断となりました。



長くなったので次回へ続く。



# by Wild_Cat_Seeker | 2006-02-19 00:52 | 遠野の山奥に | Comments(0)
2006年 02月 17日

晩夏2003

2003年8月24日の記録



大井川の西、ブナの原生林を手軽に楽しめる蕎麦粒山へ行きました。
車で山犬の段まで入れるのが魅力(堕落?)。山頂まで35分。

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山頂から。富士の山も遠く夏雲に隠るる。
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南赤石林道の惨状。何百億という金をかけても帰するところは自然破壊の連鎖である。

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しぞおかの秘峰、黒法師山。一等三角点マニア垂涎の峰。
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山を降りて、大井川鉄道の家山駅に憩う。

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雰囲気は昭和30年代でしょうか?
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# by Wild_Cat_Seeker | 2006-02-17 23:00 | 安倍奥な日々 | Comments(0)
2006年 02月 16日

我に返る山猫

1992年夏、山猫(自称)青年はもう若くもない肉体にムチ打って、嵐の南アルプスを彷徨っていました。ずぶぬれのままへたり込み、「ああ、しんどいな。」と思いました。
翌日、嵐の後の快晴に恵まれた聖岳で山猫はつぶやきました「終わったな。」

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アルプスの素晴らしさは変わらないが、山猫が変わってしまったらしい。
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そして、本人はまだ気付かなかったが原点回帰はここから始まったのでした。
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「もっとココロにしみいる旅がしたい!」

考えてみれば、この時点で山猫は遠野はおろか白河の関すら越えていなかったのでした。
ああ、遥かなり北のまほろば!



# by Wild_Cat_Seeker | 2006-02-16 22:40 | 遠野の山奥に | Comments(0)