山猫を探す人Ⅱ

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2016年 11月 27日

嗚呼 オーヅ岳!

大半の方にとって、これがオーヅ岳だ! と指摘するのは困難でしょう。
それくらい山深き遠野では埋もれてしまうような没個性的な山です。
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しかし、その名前の由来は遠野で一番、いや岩手県で一番、いや←<とっす!
とにかくユニークなのでございます。
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昔のこと、このエリアに測量が入った際、
「あの山の名前は、何と云うのですか?」
「はぁ、おおづだけが生える山なのす。」
「おおづだけ? どのような漢字を当てるか・・・面倒だ、カタカナにしてしまえ。」

おおづだけ とは大地竹、すなわちチシマザサのことです。
山の名前はメジャーどころ以外は、このような聞き取りで決められていたようで
このような殆んど冗談に近い大勘違いが発生したらしいです。

そんなオーヅ岳は遠野市と宮古市の境、立丸峠の北にひっそりと鎮座しています。
荒川高原から見ると3つの峰が同じ高さで横たわっているように見えます。
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右が熊野山、中央がオーヅ岳、左が天狗森
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熊野山へは遠野の恩徳にある熊野神社から路があるようです。
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恩徳といえば・・・・(今はねど^^)

そんなオーヅ岳に登ったのは、10年ひと昔前のことでした。
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立丸峠から市境線に沿って路がついていました。
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しかし山頂直下で道は大地竹wの密藪に飲み込まれ、猛烈な藪漕ぎを強いられました。
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なにせ10年前の話なので、今現在どうなっているのやら・・・
路が消えて人を寄せ付けない山になっているのか
立派な登山道が山頂まで付いているのか
あるいは木々が皆伐されて禿山と化しているのか

神の味噌汁(神のみぞ知るw)


by Wild_Cat_Seeker | 2016-11-27 22:22 | 山岳展望 | Comments(2)
2016年 11月 26日

嗚呼 片羽山!

遠野の街場や郊外でも殆んど目にすることは出来ません。
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それが片羽山
行政区分的にも釜石市なので、遠野市民の反応は鈍い。
実際、この山は釜石側から見た方が見栄え良い。
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釜石のマッターホルンの異名もダテではない!(笑)
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この山と遠野を結び付けるファクターはやはり「遠野物語」でした。
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千晩が嶽(せんばがたけ)は山中に沼あり。この谷は物すごく腥き臭のする所にて、この山に入り帰りたる者はまことに少なし。
昔何の隼人といふ猟師あり。その子孫今もあり。白き鹿を見てこれを追ひこの谷に千晩こもりたれば山の名とす。
その白鹿撃たれて逃げ、次の山まで行きて片肢折れたり。その山を片羽山といふ。
さて前なる山へ来てつひに死したり。その地を死助といふ。
死助権現とて祀れるはこの白鹿なりといふ。(物語32話)

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そんなロマンたっぷりな方羽山に登ったのは、遥か前世期のことw
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また登らなきゃね^^




by Wild_Cat_Seeker | 2016-11-26 21:50 | 山岳展望 | Comments(2)
2016年 11月 20日

10年前

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確か、無くなるから今のうちに撮っておけ~
と言われて撮ったような記憶が・・・・


by Wild_Cat_Seeker | 2016-11-20 22:41 | 遠野の街中で | Comments(2)
2016年 11月 12日

嗚呼 薬師岳!

薬師岳・・・・・
遠野の盆地から眺める限りは、不遇な山であります。

なぜなら、その背後には名峰「早池峯」が鎮座めしまして(変なニホンゴw)
山容が重なってしまい、早池峯の一部と化しているからです。
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これ、前回の「嗚呼 早池峯!」でアップした画像ですが
薬師岳は完全に早池峯に呑みこまれています><

遠野市内において薬師岳が、文字通り「薬師だけ」で見えるのは
北に奥まった附馬牛から向こうになります。
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上附馬牛の大出地区では、薬師岳は天上天下唯我独尊状態になります。
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さらに北の大野平まで足を延ばせば、薬師岳はその両翼を東西に広げ、
遠野の北を守る盟主の面もちです!
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とても器量の良い山です。

そんな薬師岳に初めて登ったのは、1997年の夏のことでした。

まったくもって、薬師如来様には申し訳ないのですが、十一面観音サマ(早池峯の本尊)の代替登山でございました。。。

このような行いが薬師如来様の逆鱗に触れたのでしょうか。

その後、何度か薬師岳登山を計画するも、天候に恵まれず、林道閉鎖されたり、雪深く、などなど。。。ワタクシは薬師如来様から拒否られ続けて参ったのでした。

怒りが融けたのは、なんと12年後、干支が一周した後のことでございました。
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12年前には望むこと能はずだった、早池峯がスカパー無料開放でした(イミフメイw)
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剣が峰から鶏頭山まで大パノラマでした!
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んで、えっと・・・それ以来、薬師如来様には不義理を致して居る次第です。。。

今まで私的観点から薬師岳を述べてきましたが、地質学的にも「薬師岳」は稀有なる山なのです。
元来、北上山地は褶曲山地であり、その組成は非火山でした。
ところが薬師岳は花崗岩を主体とする火山です。
早池峯山塊は、遥か昔、ユーラシア大陸の東端に位置していたと言われています。
もしかしたら、薬師岳の誕生は海底火山であったのかも知れません。



by Wild_Cat_Seeker | 2016-11-12 17:00 | 山岳展望 | Comments(0)
2016年 11月 03日

嗚呼 早池峯!

早池峯は決して早池峰山と表記して欲しくない。
峯は山の意であるから、早池山山と言っているようなものだから。

あ、別にワタクシが言いだしたことではなく、どなたか有名な方がおっしゃっているのですが
ワタクシ、激しく同意する次第であります。

さて、そんな早池峯に初登頂したのは、かれこれ17年前の夏の事でした。

それまで、何回となく計画を立てては断念したものでした。
やはり、600kmの彼方の山は遠かったのであります。

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春の早池峯(貞任高原より)
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夏の早池峯(小田越ルートより)
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晩秋の早池峯(耳切山より)
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真冬の早池峯(遠野市青笹町より)

2007年からは毎年のように早池峯詣をしたものでした。
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いろいろなルートを歩き
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派生する峰々へも足を延ばしました。
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高山植物も素晴らしい!

すべてを知り尽くしたように思える山ですが
実は2本の未踏ルートと手強い未踏ピークがひとつ残っているのです。

登る体力と気力があるうちに・・・・
と思うも、やはり600kmの距離は大きな障壁です。



by Wild_Cat_Seeker | 2016-11-03 13:19 | 山岳展望 | Comments(4)