カテゴリ:古道を往く( 22 )


2016年 06月 02日

古道の鼓動

いとも簡単にフェイクをかまされるのも古道探索の常に見ゆるところ
落胆とともに街靴で死助権現の右脇を下って、今歩いたところを振り返ると・・・・
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ややや~!
こちらの方が、ぐっと古道っぽいぢゃないですか!

それじゃ、県道を挟んで反対側を見てみましょう。
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こ、これは・・・・・
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間違いなく古道独特の掘割状の道跡
此処を古より駄賃付けの衆が登り下りしたのでしょう。
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しかし、古道跡はすぐに消えてしまいました。
ここは開発されてしまったようです。
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この先、沢沿いに降りた古道は、今や世界遺産となった青ノ木の遺跡の傍らを通るのですが
古道の跡なんざ残っていません。高炉も大切ですが、笛吹古道も残して欲しかったですね。

そんなことを考えるワタクシを世間はやはり、
「お若いのに、お可哀そうに・・・」
と、思うのだろうね^^


by Wild_Cat_Seeker | 2016-06-02 06:18 | 古道を往く | Comments(0)
2016年 06月 01日

探索! 笛吹古道 青息吐息

ゴンゲ様があるからには、この赤い鳥居の場所は死助権現であるように思える。
かつて笛吹峠の頂上近くに鎮座していたと伝え聞いています。
さて、その権現様の左を見ると・・・・
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むむむ~!
この山城にありがちな空掘のような地形・・・・
古道の構成要素にも見えますね・・・
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街を歩く靴と服装で、がしがし登る。
たちまち靴の中に小石やら木っ端やらが侵入してくる。
しかし、さらに続く古道地形を見たら、もう止まらないワタクシ
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しかし、尾根に乗った瞬間、古道の臭いは消え失せた。
これは・・・・外したか・・・
道のように見えているのは林業関係者のトレースと鹿先輩やカモシカ先輩のトレース
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この先は植林帯
植林帯は古道の跡なんぞ木っ端微塵にしてしまうので、これ以上は街猫姿では無理だ。
クマーの恐怖もあるし、引き返すことにする。
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この旅、初めてカタクリの花に出会えた。

古道探索は、まだまだ続くのか・・・
山猫の熱きスピリッツは10年前と同じように燃え盛るのか???


by Wild_Cat_Seeker | 2016-06-01 06:57 | 古道を往く | Comments(0)
2015年 10月 07日

八幡山の中心の横で「あいぃぃ~ん」と叫ぶ

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前回はここまででしたね。
此処は八幡山山脈wを乗り越す峠です。
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東側の八幡山山頂方面へは踏み跡がありますので、楽に408.5mのピークに行けるかも
しれません。
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西側にある愛宕神社までは300mくらいですが、明確な道はありませんでした。
でも、何処でも歩いてええよ、的な尾根なので、難なく愛宕神社に至るものと
確信致します。
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やや! これは独走中の毒草w
ナントカトリカブトですね~
自然の環境で咲いている姿は初めてみました。
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明瞭な山道を下っていくと、沢の源頭に出ます。
飲めませんよ。泥多くて・・・・湿地状です。
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そうこうしているうちに畏れていた事態が・・・・
伐採地に特有の下草狼藉三昧w
足元を確かめつつ道筋を探す。
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道は斜面を沢の方へ下りて行くが、ちょっと待て!
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左の斜面の上に何か建物がある。
これは探らねばならない! 藪をかき分け登ると
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ありゃありや 
予想外のゴールインかな?
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あ~、よく来たのう!
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ん~よく来たのう!
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間違いありません。倭文(ひどり)神社です。

以前来た時はもっと鬱蒼としていた気がしますが
整備されましたかね?
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眼下には松崎の田園風景が望めます。
ここから、八幡宮まで帰らなければなりませんが、
往路を戻るのはちょっと・・・・

つーわけで遠回りになりますが国道で戻ることにしました。

ここまでの経路おさらいです。
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by Wild_Cat_Seeker | 2015-10-07 06:07 | 古道を往く | Comments(6)
2015年 10月 06日

八幡山中、徘徊の記

いつのことだか、忘れましたが、
八幡山に登る、登らないの話題から、とあ~る方から貴重な情報を戴きました。

「五日市、似田貝からは国道を通らず、八幡山を越えて、八幡宮の例祭に参加していた。

な、なんですと?

「今でも、その道を通って来る方、ひと~りふた~り。」

な、なななななんですとぉ~?

これは探らなければなりません!

久々に古道ハンターの血が騒ぐですよ!
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んなわけで、馬場巡り神事開始3時間前に八幡宮側のアプローチ、顕功神社横にスタンバった訳です。
「立入禁止」と書かれていたら撤収でしたが、「火の元注意」でしたので
ワタクシ、煙草も止めましたし、キャンプ用コンロも持っていません。
あ、心に火のような情熱を持って←<とっす!

ともかくも、通過資格を持っていましたので先に進みました。
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おっと、いきなり目につく紫の実
これは見覚えありますよ。め○らぶどう ですよね。
もっと寄ろうと静止したら、耳元に「ぷ~~~ん」とモスキート音!

被弾1 撃墜0 で撤退しました_| ̄|○
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道は北東に真っ直ぐ伸びていますが、幅は軽トラなら通れるほどです。
この時、足元は街猫仕様だったので、悪路ぬかるみになった時点で撤収がルールです。
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前々日、かなりの雨が降った遠野地方
きのこたちのオガリスイッチがONになったようで、あっちこっちにきのこきのこ!
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これは食えるかな? とアップで撮ろうと屈むと耳元で
「ぷ~~~~~ん」とモスキート音が3和音で聞こえるw

アップを諦めて、先を急ぐ。
急ごうとすると、足元にキラキラ光る山栗の実が・・・・
5個ほど拾ったところで、
「ぷ~~~~~~~ん」 

ええい! 八幡山のモスキートはキセツ感を大切にしないのか!?
今は秋だぞ!
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珍しい模様の木だな~と思ったら、これはシカの食害だ。
冬の間、表皮と幹の間の僅かな甘皮を食べる。これをやられると木はたちまち弱ってしまい最終的に枯れてしまう・
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道はいつしか、人一人分の一条幅だ。
周囲は気持ちの良い雑木林で、日差しが入ると、なんとも色彩豊かな風景になる。
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そうこうしているうちにサミットに到着です。
謎のプレートがありました。

長くなりましたので、続きはまた後日!

ここまでの行程です。
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おいおい、顕巧神社までの前段階でえらい距離歩いてないか?w


by Wild_Cat_Seeker | 2015-10-06 06:00 | 古道を往く | Comments(0)
2015年 05月 14日

ディープな山口散策

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遠野物語発祥の地 土淵町山口地区
3月にお邪魔した際、目新しい看板を目にしていました。

これは重要文化的景観に山口集落が認定されたために設置されたものですが、
問題は、散策困難なスポットが3ヶ所掲載されていること。

実は、この3ヶ所、今を去ること2006年7月に訪問していました。
たしか、エントリーしたはず・・・・・と過去ログを探っても形跡がない。。。
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これが当時の「旧道の石碑(北)」です。
当時は完ぺきに放置されていましたね~

さて、旧道と石碑群が公になったからには再訪しませんとね。
でも、散策困難なのですよ。
理由のひとつが、旧道に至るには私有地を横切らなくてはならないこと。

でも、ここはひとつ、やまねこおぢさんが、私有地をスルーして旧道と石碑に至るルートをこっそり教えちゃいましょうねw

水車の手前に南西に入る農道が、その入口・・・・道なりに進むと山口川を渡る橋に出ます。
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写真は2006年7月のものです。
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そのまま、山口川沿いの農道を遡ると・・・・(これは2015年5月です)
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この対岸が旧道なのですが、橋が無い・・・・
いえ、2006年当時は丸木橋があったのですが、見事に朽ち果てていました。
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上流にはこれ以上遡れません。。。引き返して旧道石碑を断念するか・・・
5分ほど逡巡したのち
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はぁ~、冷たい(笑)

んでも、苦労した甲斐はありましたよ。
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南の石碑です。
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横たわる石碑 その1
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さらに倒れ伏す石碑その2・・・・
これはもしや4年前の地震で倒れたのか・・・・??

さらにその先に、北の石碑がありました。
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すっかり整備されて見違えるようです。
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裏手から石碑越しに山口旧道を望みます。

やはり、ここは公にされたとはいえ、散策困難は本当のことです。

人様のプライバシーを侵すか、足を濡らすかしないと辿りつけない場所です。
厚顔無恥な輩か、濡れることを厭わない山猫仕様の方限定のディープスポットです。



by Wild_Cat_Seeker | 2015-05-14 21:44 | 古道を往く | Comments(2)
2014年 04月 23日

遠野思い出写真12

100年以上前、この道を山口から柏崎へ向った若者は
愛宕山から降りてきた山人と鉢合わせした。

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今、もし山人が100年ぶりに山を降りてきたら
立派なバイパス道路に変わっていることに目を剥くだろう。

2006年11月 霜がびっしり降りた朝



by Wild_Cat_Seeker | 2014-04-23 23:12 | 古道を往く | Comments(0)
2013年 09月 05日

追分の碑

小友峠にフラれてしまい、仕方なく王道中の王道! 糠森峠を越えようと昔の感覚で道を辿ると、釜石道の工事のために国道への合流口を逸してしまい・・・・・
仕方なくUターン場所を探して農道を登りきると、、、、



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やぁ~! 古道ハンターの血が騒ぐ標柱だわ!



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奥六郡の山深き地にも街道は整備されていて、その面影を見て感じ取れるとは
あなうれしや!

んで、その碑はいずこに???
見渡す限り、そのやうな物質は目に留まらぬが?

やまねこ~! 足元! あしもと~!(誰の声だ?^^)



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え? この旧石器時代の石斧みたいなのが、それなの?



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そんな、あ~た! 石碑、しかも道しるべなんだから、もっと目立たなきゃダメでしょう?
これは違うんじゃない?



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驚いたね~・・・
ちゃんと右、左と刻んであるよ。
その下、肝心の地名は埋もれてしまって読めないけれども、
こりゃぁ、間違いなく追分の碑だ!



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こちらが右
つまり遠野方面、おそらく、オギャアダスの碑を経て高舘に至るのであろう。



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こちらが小友方面 
旅人はこちらから歩いてきて、追分の碑にぶつかった訳だ。
左宮守はすなわちワタクシが上がってきた道を指す。

古道は小友で二手に分かれて、一方は五輪峠を経て江刺に向う。
故に江刺街道とぞ云う。
もう一方は荷沢峠を越えて、沿岸部に続く



この追分の碑は、沿岸部から見た置かれ方をしているのだね。





by Wild_Cat_Seeker | 2013-09-05 01:37 | 古道を往く | Comments(2)
2012年 05月 23日

釜石街道を往く

国道283号線
花巻から遠野えお経て釜石まで続く主要幹線道です。

その脇に、旧道が途切れ途切れに残っています。

その姿を完璧にレポートしたのは、やはり謎の組織、「numadoc機関


なにを今更なんだよ、という批判を敢えて全身に受け、後追いレポートをば少々w


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始まりは花巻は晴山駅近く・・・・erst(w
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程なくzweit

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さらにdritt

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おおっと viert!!!

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sechst ! あっれー??? fünftはどうした?

まぁ、いい、先を急ごう。


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これでラーストー!!!

siebt


はて、何処で5をスルーしちまったのか?

by Wild_Cat_Seeker | 2012-05-23 06:16 | 古道を往く | Comments(4)
2010年 12月 03日

塩の道を少々(古道探索拾遺)

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帰路は少し「塩の道」を辿りましょう。
前方に見えるのは733.8m三角点峰。
ほぼ頂上と同標高なので、笛吹古道と塩の道の合流点は730mと判断したわけです。



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塩の道も古道らしさを十分に発揮している。



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傍らには「どうぞお座りください」みたいな石がw



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一瞬尾根を外れて、あらぬ方向に進む錯覚に陥るが、そこはやはり古道。
出来るだけ傾斜を緩くするための九十九折れでした。



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途中、道幅がとてつもなく広くなる場所があるが、茶店でもあったか?



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振り返れば掘割状の道形が見て取れる。



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独標878m峰と733.8m三角点峰の鞍部に着いた。
今回の古道探索も終わりが近づいたようだ。



しかし、終わりは始まりでもある。



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これから作業道を下って県道に下りるが、
飯豊まで「塩の道」を辿ってみたいし、笛吹峠までの残り区間も踏破しなければならない。



いや、いっそのこと飯豊から笛吹峠まで一気に繋いでもいいだろう。



夢は膨らむ古道探索



あ、でも独占するつもりは毛頭ないので、先に行きたい方は行っちゃっても全然構わないですよ。



では、地図で全行程のおさらいです。



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経路はすべてGPS*1で確認しましたので、実に胡散臭く、実にぁゃιぃです(w



初冬はもっとも藪山徘徊には適した季節ですが、いかんせん陽が短いので
長時間行動が出来ません。
塩の道、笛吹古道完全踏破は早春がベストシーズンでしょう。



拙い行動記録はこちら



「fuefuki.doc」をダウンロード




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by Wild_Cat_Seeker | 2010-12-03 06:11 | 古道を往く | Comments(2)
2010年 12月 02日

笛吹古道がおる伝説

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きっかけはこの古地図だった。
駄賃付けの衆が通った道が未だに痕跡を残しているかもしれない。
少ない機会を利用し、境木峠や笛吹峠近辺を探索してきた。



しかし、古道探索はハズレの多い趣味じゃのうw



でも今回はなにやら、アタリの香りが強い気がwww



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話はここからでしたね。
極めて明瞭な古道跡に感動と興奮を覚え、いつになく士気高揚なワタクシであったw



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塩の道との合流点は下草もなく、ダケカンバ交じりの雑木林で、特徴的な岩がありました。



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古道跡は独標(*1)878mの北側を巻くように緩やかに登っていく。



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路傍の立木には営林署の標識があり、今でも山仕事でこの古道を利用していることが伺える。



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道を進むと落ち葉のプロムナードから湿気の多いシダの斜面となり、



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やがて、笹が狼藉を始めた。



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笹の狭間から景色を眺めると、金堀沢の対岸の峰が・・・・
あそこにも笛吹峠から大洞に抜ける古道が残っている確率が高い。



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目を移せば、貞任のぶんぶん丸に、おお、お白(*2)じゃねーか(笑)



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さて、行く手を見ると、ちょっちミスター古道が自信なさげです。
実は、この辺り古地図の道筋とは微妙に違うような・・・
まぁ、古地図が常に正確かというと、そのへんは実にぁゃιぃ(w



今回はこのあと予定満載なので、ここで撤収とします。

まぁ、素直に白状すると、やはり、ちょっち、そこはかとなく がおっていたw



では、地図でおさらいです。



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by Wild_Cat_Seeker | 2010-12-02 05:46 | 古道を往く | Comments(6)