山猫を探す人Ⅱ

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カテゴリ:山岳展望( 77 )


2017年 06月 13日

六角牛山 完全ガイド 浄

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9合目から上は灌木帯で、やがて見晴らしのよいピークに至ります。
やったぁ~、頂上だぁ! 
と山猫は喜びますが、ここは偽ピーク。
この現象を「猫だまし」という(いわないw)

コホン・・・・・ここは六角牛山の肩に当たります。
今まで見えなかった東方の片羽山が見えるようになりました。
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こちらが本当の六角牛山山頂です。
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おやおや、前回は無かった石の祠がありますね。
新六角牛神社の奥宮かしらん?
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恒例のコーヒー乾杯の図w

普通なら、登頂をもってミッションコンプリートなのですが、今回は「とあ~る方」から
宿題を戴いておりまして、その確認こそが最大の目的でした。

「山猫さん、お地蔵様は見ましたか?」

へ? お地蔵様? 
1997年に初めて登頂してから数回登りましたが、そのやうな尊いホトケは目にしていませんが・・・

んで、登頂後も気を抜かず、辺りをチサーチしていたわけで、
これは難題だぞ~!!!><
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とオモタら、何やら道標が・・・・・
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ありゃりゃん、こりゃりゃん・・・・なんとも、いやはや
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あっけなく発見しました。というか導かれましたw
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つっちゃな石仏です。
登山道から離れた、展望良き急斜面、そこは累々たるガレ場
なんか最近置かれたように見えますが・・・・
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天保6年って・・・ええっと
1835年?
182年前ってことですか?

六角牛山は、そんな昔から信仰を集めていたということですか

天保といえば、飢饉を想像するに易い。
飢饉に倒れた人々を供養するために、ここまで担ぎあげたということらしいです。

いったいどなたが?

その鍵を握ると思われる文字は婉然として判読出来ず

ま、謎は謎のままの方が、この場合よろしいようです。


by Wild_Cat_Seeker | 2017-06-13 05:51 | 山岳展望 | Comments(0)
2017年 06月 05日

立ち止まれ!

何かに追い立てられるように休日を過ごしてきた。

その過ちに気付いたのは、こちらに上って、下界を見渡した時でした。
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いったい、何に追われているのだ?
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何のための休暇だ?
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がつがつと計画をこなすだけのような旅は、最も忌み嫌う対象だったのに
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毒されたなぁ、オレ・・・

次に彼の地を訪れる時は、何もしないで、へらへら笑って過ごして、そのまま帰ろう。

無理だ無理! 亀の腹筋くらいに無理だ!www


by Wild_Cat_Seeker | 2017-06-05 06:45 | 山岳展望 | Comments(0)
2017年 01月 18日

冬の遠野三山

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六角牛山
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石上山(右奥)
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早池峯


ええ、想像ですよ。
でも、晴れたらこんな感じに見えるかもな、的な厳冬の遠野です。



by Wild_Cat_Seeker | 2017-01-18 06:33 | 山岳展望 | Comments(0)
2017年 01月 14日

甲信山岳展望ばかっ旅2

さて小海線は佐久平にさしかかり、山岳展望も一段落、必然的に重力に負けた瞼が眼球を覆わんとする其の時!(なんちゅう大袈裟な表現w)
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進行方向前方に見えるのは浅間山(2568m)
羽黒下駅付近にて

さらにさらに西側に姿を現す白銀の壁・・・・・
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間違いありません! パターン北!
北アルプスの後立山連峰です。臼田駅付近で撮影しました。
ちょっと拡大してみましょう。
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白馬岳に登ったのは20年以上前の残雪の頃じゃったなぁ(再び遠い目)

さらに列車は進み、北中込駅付近では
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へぇ~、見えるんだ!
こちらも拡大してみましょう。
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北アルプスの盟主、穂高連峰です。
右にパンしていきましょう。
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槍ヶ岳と常念岳には登ったなぁ(三度、遠い目w)
さらに右にパンすると
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燕岳から大天井岳を経て槍ヶ岳までは通称「表銀座」と呼ばれる人気のコースですが
ワタクシは辿ったことはアリマセン。

ああ、これだけ展望できれば、満足だねぇ




by Wild_Cat_Seeker | 2017-01-14 13:10 | 山岳展望 | Comments(0)
2017年 01月 13日

甲信山岳展望ばかっ旅

ワタクシの聖なる日の朝は早かった。
始発電車に乗るために3時起床(!)
しかし、早々にしくじった。
メモった時刻は4:47
しかし、始発電車は4:41
目の前で無情にも走り去って行った。
1と7を転記間違いしたのだ。
イチかバチかじゃなく、イチかナナだったのだ。

さてどうしよう・・・練りに練った計画は水泡に帰した。
2番電車が来るまでの20分間で再計画・・・ふむふむ・・・なんとかなりそうだ。

そうそう、この「ばかっ旅」の目的は鈍行列車に乗って、雄大な山々を眺めに行こう! です。
まずは中央本線の勝沼ぶどう郷駅付近で、どーん ときました!
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甲府盆地越しに聳えるのは南アルプスの白峰三山
右から北岳(3193m)、間ノ岳(3190m)、農鳥岳(3026m)
北岳は日本第2位、間ノ岳は日本第3位の標高です。
あの稜線を闊歩したのは30年近く前のこと(遠い目)

中央本線は甲府の盆地まで下りて、ふたたび甲信国境に向けて登っていきます。
そして日野春駅で、ふたたび どーん ときましたw
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甲斐駒ケ岳(2967m)のド迫力!
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鳳凰三山
右から地蔵岳(2764m)、観音岳(2841m)、薬師岳(2780m)
アルプス入門者向けの山ですね。
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小淵沢で下車
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この駅舎も近い将来無くなり、新駅舎になるようです。
記念に一枚撮っておきましょう。
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ここからは小海線の車窓旅です。
清里手前から八ヶ岳の大展望が始まります。
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左から三ツ頭(2580m)、権現岳(2715m)、チラっと阿弥陀岳(2805m)、赤岳(2899m)

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野辺山付近からの八ヶ岳
左から赤岳(2899m)、横岳(2829m)
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佐久海ノ口付近からの八ヶ岳
左から赤岳(2899m)、横岳(2829m)、硫黄岳(2760m)

千曲川の流域が開け、佐久平に降りてくると八ヶ岳の展望は一段落ですが
新たに始まる大展望がありますが、それは次回に。






by Wild_Cat_Seeker | 2017-01-13 06:13 | 山岳展望 | Comments(0)
2016年 12月 06日

嗚呼 白望山!

ワタクシと遠野を結びつけた存在
それが白望山

ええ、白見山ではなく、白望山です。
遠野物語で表記された「白望山」がマイスタンダードとなってしまいました。
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初めて肉眼で確認したのは1996年夏のこと
キロクを紐解くと、わざわざ長者屋敷からテントを担いで、広股沢を遡り、山中一泊で初登頂を果たしているのです。
刈払いはありましたが、「マヨヒガ」の雰囲気を感じられる原始の山でした。

6年後に登ると・・・
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かつてテントを張った平地には道標が設置されていました。
しかし、登山道はお世辞にも整備されているとは言い難く、
やはり誰でもが登れる山ではありませんでした。
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山道は定期的に刈払いしなければ数年で藪に没してしまいます。
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そんな深山である白望山に、信仰の痕跡を見出した時は、正直驚きました。
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二十三夜信仰であったらしいです。
おそらくは大槌の金沢あたりか、小国のあたりの信者が月の出を此処から眺めて拝んだのでしょう。
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時は流れて、木々は茂り、道標は色あせても
我が心の中の山に初めて登った時の高揚感はいまだに色あせていません。


by Wild_Cat_Seeker | 2016-12-06 23:22 | 山岳展望 | Comments(0)
2016年 11月 27日

嗚呼 オーヅ岳!

大半の方にとって、これがオーヅ岳だ! と指摘するのは困難でしょう。
それくらい山深き遠野では埋もれてしまうような没個性的な山です。
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しかし、その名前の由来は遠野で一番、いや岩手県で一番、いや←<とっす!
とにかくユニークなのでございます。
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昔のこと、このエリアに測量が入った際、
「あの山の名前は、何と云うのですか?」
「はぁ、おおづだけが生える山なのす。」
「おおづだけ? どのような漢字を当てるか・・・面倒だ、カタカナにしてしまえ。」

おおづだけ とは大地竹、すなわちチシマザサのことです。
山の名前はメジャーどころ以外は、このような聞き取りで決められていたようで
このような殆んど冗談に近い大勘違いが発生したらしいです。

そんなオーヅ岳は遠野市と宮古市の境、立丸峠の北にひっそりと鎮座しています。
荒川高原から見ると3つの峰が同じ高さで横たわっているように見えます。
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右が熊野山、中央がオーヅ岳、左が天狗森
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熊野山へは遠野の恩徳にある熊野神社から路があるようです。
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恩徳といえば・・・・(今はねど^^)

そんなオーヅ岳に登ったのは、10年ひと昔前のことでした。
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立丸峠から市境線に沿って路がついていました。
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しかし山頂直下で道は大地竹wの密藪に飲み込まれ、猛烈な藪漕ぎを強いられました。
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なにせ10年前の話なので、今現在どうなっているのやら・・・
路が消えて人を寄せ付けない山になっているのか
立派な登山道が山頂まで付いているのか
あるいは木々が皆伐されて禿山と化しているのか

神の味噌汁(神のみぞ知るw)


by Wild_Cat_Seeker | 2016-11-27 22:22 | 山岳展望 | Comments(2)
2016年 11月 26日

嗚呼 片羽山!

遠野の街場や郊外でも殆んど目にすることは出来ません。
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それが片羽山
行政区分的にも釜石市なので、遠野市民の反応は鈍い。
実際、この山は釜石側から見た方が見栄え良い。
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釜石のマッターホルンの異名もダテではない!(笑)
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この山と遠野を結び付けるファクターはやはり「遠野物語」でした。
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千晩が嶽(せんばがたけ)は山中に沼あり。この谷は物すごく腥き臭のする所にて、この山に入り帰りたる者はまことに少なし。
昔何の隼人といふ猟師あり。その子孫今もあり。白き鹿を見てこれを追ひこの谷に千晩こもりたれば山の名とす。
その白鹿撃たれて逃げ、次の山まで行きて片肢折れたり。その山を片羽山といふ。
さて前なる山へ来てつひに死したり。その地を死助といふ。
死助権現とて祀れるはこの白鹿なりといふ。(物語32話)

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そんなロマンたっぷりな方羽山に登ったのは、遥か前世期のことw
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また登らなきゃね^^




by Wild_Cat_Seeker | 2016-11-26 21:50 | 山岳展望 | Comments(2)
2016年 11月 12日

嗚呼 薬師岳!

薬師岳・・・・・
遠野の盆地から眺める限りは、不遇な山であります。

なぜなら、その背後には名峰「早池峯」が鎮座めしまして(変なニホンゴw)
山容が重なってしまい、早池峯の一部と化しているからです。
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これ、前回の「嗚呼 早池峯!」でアップした画像ですが
薬師岳は完全に早池峯に呑みこまれています><

遠野市内において薬師岳が、文字通り「薬師だけ」で見えるのは
北に奥まった附馬牛から向こうになります。
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上附馬牛の大出地区では、薬師岳は天上天下唯我独尊状態になります。
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さらに北の大野平まで足を延ばせば、薬師岳はその両翼を東西に広げ、
遠野の北を守る盟主の面もちです!
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とても器量の良い山です。

そんな薬師岳に初めて登ったのは、1997年の夏のことでした。

まったくもって、薬師如来様には申し訳ないのですが、十一面観音サマ(早池峯の本尊)の代替登山でございました。。。

このような行いが薬師如来様の逆鱗に触れたのでしょうか。

その後、何度か薬師岳登山を計画するも、天候に恵まれず、林道閉鎖されたり、雪深く、などなど。。。ワタクシは薬師如来様から拒否られ続けて参ったのでした。

怒りが融けたのは、なんと12年後、干支が一周した後のことでございました。
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12年前には望むこと能はずだった、早池峯がスカパー無料開放でした(イミフメイw)
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剣が峰から鶏頭山まで大パノラマでした!
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んで、えっと・・・それ以来、薬師如来様には不義理を致して居る次第です。。。

今まで私的観点から薬師岳を述べてきましたが、地質学的にも「薬師岳」は稀有なる山なのです。
元来、北上山地は褶曲山地であり、その組成は非火山でした。
ところが薬師岳は花崗岩を主体とする火山です。
早池峯山塊は、遥か昔、ユーラシア大陸の東端に位置していたと言われています。
もしかしたら、薬師岳の誕生は海底火山であったのかも知れません。



by Wild_Cat_Seeker | 2016-11-12 17:00 | 山岳展望 | Comments(0)
2016年 11月 03日

嗚呼 早池峯!

早池峯は決して早池峰山と表記して欲しくない。
峯は山の意であるから、早池山山と言っているようなものだから。

あ、別にワタクシが言いだしたことではなく、どなたか有名な方がおっしゃっているのですが
ワタクシ、激しく同意する次第であります。

さて、そんな早池峯に初登頂したのは、かれこれ17年前の夏の事でした。

それまで、何回となく計画を立てては断念したものでした。
やはり、600kmの彼方の山は遠かったのであります。

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春の早池峯(貞任高原より)
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夏の早池峯(小田越ルートより)
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晩秋の早池峯(耳切山より)
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真冬の早池峯(遠野市青笹町より)

2007年からは毎年のように早池峯詣をしたものでした。
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いろいろなルートを歩き
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派生する峰々へも足を延ばしました。
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高山植物も素晴らしい!

すべてを知り尽くしたように思える山ですが
実は2本の未踏ルートと手強い未踏ピークがひとつ残っているのです。

登る体力と気力があるうちに・・・・
と思うも、やはり600kmの距離は大きな障壁です。



by Wild_Cat_Seeker | 2016-11-03 13:19 | 山岳展望 | Comments(4)