山猫を探す人Ⅱ

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2014年 05月 19日

猫耳山拾遺 ~再建の巻~

さて、禁足の戒めを無遠慮に破って二郷山(猫耳山)に登ってしまった山猫を探す人・・・・
続石(さすが)にべっこばり(少し)罪悪感にかられたのか、山頂(左の耳)で、「らしくない」行動にでました。



猫耳山拾遺 ~再建の巻~_c0337257_12320411.jpg



大岩のもとに「正一位二郷大明神」の石碑がありました。
ふと、その下を見ると・・・・・



猫耳山拾遺 ~再建の巻~_c0337257_12320401.jpg



あ、あれは!
御利益が通常の3倍あると言われる赤い祠(MS-06S)^^
なんという痛々しい姿!



猫耳山拾遺 ~再建の巻~_c0337257_12320479.jpg



台座も転がり落ちていました。
これは先の大震災で倒壊したものなのか、
冬から春にかけての大嵐で飛ばされたものか、
はたまたいたずら好きのクマーに蹴飛ばされたものか、
いずれにせよ、このまま放ってはおけない



猫耳山拾遺 ~再建の巻~_c0337257_12320452.jpg



再 建 !



社を再建した時の所作を知らぬ無作法モノゆえ、
手を合わすことしか出来ませなんだが、
まぁ、これで禁足地乱入の罪一等減じてくれたもう・・・・・





どうも、許してくれなかったらしく
帰京後、急に発熱しましたった_|‾|○



崇り山の伝説は現在も続いている・・・・
単に寒さに耐えかねて風邪ひいただけでしょ?^^)



by Wild_Cat_Seeker | 2014-05-19 05:46 | 遠野物語の地 | Comments(2)
Commented by at 2014-05-19 22:29 x
見る、見えるコトが凶の場所のようですからそんなコトが無ければ大丈夫かと・・・
平成の世になりても不思議なコトありたりて、新張に住みたる宝飯爺の友人某氏ある年の年末にこの山中にて
仕事でダンプ運転中に若く美しき女にすれ違ひたり、降雪で雪化粧したる世界の山中を歩きたる姿は真に不思議ナリと
語ること宝飯爺も無線に出ていたる誰からもそれ「雪女」なりとからかわれたる記憶ありたるもその女が誰か最後まで
解らず・・・それからすぐに正月になりたりて間もなくその友人急逝したれば
年末に某見たれり若き美しき女に何か関係せりと思ひたり・・・当時どう考えても若き女一人で歩きたる場所では無きと
本人も無線で語れりて交信したる数局もありえなき話だろうと思いたるも後日の結末におおひに驚きたりと語れり
今から10年近く前の話なり・・・どんどはれ

Commented by yamaneko at 2014-05-20 22:56 x
爺様

ほに、この山は妖しくも恐ろしい場所なり。
バーチに住める山猫を探す人の祖父の孫が中年の頃といふから
平成も10年代の終わりころなるらん。
工事が始まる前の小友峠の綾織側を初代青い彗星号で下っていると
路傍に若き女人が双眼鏡を目に当てて佇んでいたり。
こんただ山奥で若き女人がひとりでいるのは妙なりと思いしが
その時は別に不思議ともおもはざり。
のちに遠野郷八幡宮の宮司様曰く、其は「鳥を探す人」なり。
二郷山には貴重なる鳥多く住めりとぞいへり。
どんどはれ

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