山猫を探す人Ⅱ

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2012年 10月 14日

路ゆけば蟲

遠野郷をクルマで流してみれば、石碑石塔の類の多き事、遠野物語の記述そのままであること確かなり。



んでも、最近のワタクシの悪いクセで、それが、「当り前」になってしまって、
「あ~総入れ歯(そう言えばw)あの石碑はどこにあったっけか?」と戸迷うことありです。



こちらの石碑も、あれどこだったっけ? でした。
糠森峠の楽園w脇から鮎貝へ抜ける小路を行き着いた道交がえにありました。



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自然石を用いた三塔の素朴な石碑と白い標柱立てり。



路ゆけば蟲_c0337257_12284022.jpg



左から「路供養」「○庚申」「金毘羅○供○」と彫られている。
○は判読不能文字です。放送禁止用語ではありません^^



路ゆけば蟲_c0337257_12284042.jpg



んで、標柱の文字。
そうですか、路供養て間違いありませんか。
いいえね、路を供養するなんていう概念がワタクシには全く無くて・・・・・
カッコ内の虫供養は判ります。農耕によって犠牲になった虫たちを供養するために始まった念仏行事だとか・・・・・



路供養と虫供養は同義なのか、二つの供養は別物で偶然、この地では一緒なのか
あ、そもそも、ここには虫供養の石碑はないですね~。なんらかの虫供養行事がかつて行われていたのかしらん?



などと、つらつら、つらつらつら、つらつらつらつーらーらー♪



で1週間^^



路ゆけば蟲_c0337257_12284008.jpg



小友川の流れ・・・・・眩い真夏の太陽・・・・・・



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堰の跡で川が唄う



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・・・・・・・・まさかね。
こういう形状の石を見るとドキっとする。



でも、川の中から昔の石像とか石碑が発見される例はいっぱいありますから
虫供養塔が、川の中から出てきても、そう不思議ではないと思う。



by Wild_Cat_Seeker | 2012-10-14 08:52 | 神社、仏閣、石碑 | Comments(4)
Commented by たみゃちょ at 2012-10-14 18:14 x
おこんばんわ。
たとえ農作物にアダなすヤツでも供養ですか。
人類皆兄弟・いきもの皆家族というアレですかね。

・・・・アレって何だ?!

それはさておき!(さておくなよ)
はぴばすでーなのです。

とーちょー空木もゴシック建築の如き駅も、
ホトボリ冷めて更に冷めて~の頃にユックリ
見たいですね。


Commented by yamaneko at 2012-10-14 23:45 x
たみゃちょ様

なんともまぁ、武士の情けというか、四民平等というか、罪を憎んでヒトを憎まずというか、ひのもと民族の真髄のような行事でさぁね。

あ、お祝いの詔ありがとがんす&ろーぜすw

この情報社会ですから、イベントとか開業とか、居ながらに知り、大かたは想像ついてしまうのですが、足を運んでしまうのは、やはりme and herのせいですかね~www

Commented by 野の草花 at 2012-10-15 00:28 x
田舎の景色に弱い時期あり・・・

急に寒くなってきましたね。

風邪を引かないように気を付けてください。

遠野の風景 楽しみにしています。

毎日、品川乗換してるオバサンより。

Commented by yamaneko at 2012-10-15 06:29 x
野の草花様

おはようございます。
いまだに夏遠野な絵を使用する常夏ブログですwww

夏の疲れがどっと出る時季ですから、野の草花様も
お気を付けくなさいまし。

しばらく夏遠野な絵が続きますw

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