2011年 10月 26日
類希な美文にして、自らの物語の序章かつ広告文である遠野物語序文の興奮を冷ますように第一話が淡々と地勢を語った後に続く物語・・・・・・ 女神と三人の娘が遠野郷に来たと語る。どこに来たのか・・・・文脈をそのまま素直に読むと石上山の辺りの高原に来たことになっている。 ついつい飛ばし読みして、女神と娘たちは来内の伊豆権現に来た。と思いこんでしまうが、 と妄想話はここまでにして 山猫、今の上郷町来内の伊豆権現の社ある処に遊びたり。 ちょっとばかり早かったかな? ついで登って行くのは、ご存じ「大出早池峯神楽」の重鎮たち(一人足りないが・・・) ふ~ん・・・・・やはり早池峯つながりなのですね・・・・・ 社の前で宮司さんに「何時からですか?」と尋ねると「11時から神事です。」とのこと。 ちょっち時間があるなぁ・・・・・と逡巡していると
集落の 直会の準備を終えて三々五々参道を上がってくる。 ここ上るの元朝参り以来だな。 ああ、ゆるぐね。 この雰囲気に触れて、ワタクシは御仏のような慈悲深い微笑みを湛えてしまひまひた。 気のせいでしょうか? 神事までの時間つぶしで某所を巡っている最中に陽光は憚りなく照り始めた。 伊豆神社の上も青い空が眩かった。 窓に映ったカエデのほうがより紅葉っぽいのはなんでじゃ~?www そうこう寄り道しているうちに、社から大出早池峯神楽の打ち鳴らしが聴こえてきました。 神を降ろす下舞の拍子でしょうか。 この後、姿を見せた笛吹様が即座に「笛がいねな」とのたまいました。 ああ、そうだ、何か欠けてると思ったら、笛が今回はありませんでした。 笛吹様の突撃取材によると笛の方は体調を崩していらっしゃるとか。。。。 笛抜きの打ち鳴らし、しし踊りの奉納もなし、神楽の舞もなし・・・・・・ それでも満足感に浸れたのは、予報外れの晴天を女神たちがもたらしてくれたから。
by Wild_Cat_Seeker
| 2011-10-26 23:51
| 遠野物語の地
|
Comments(2)
お晩でガスです。
イズ権現に、いずの間にが行ってらった。 イズ権現のお祭りはいずも同じ日にやってるの? イズ権現に詣でていたら、いずのこまにが晴れたのっしゃ? イズ権現の坂道はいずもキツイすか。 あー、もう、うるさいっ! 拝殿傍の「はがま」がとっても気になります。
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by
yamaneko
at 2011-10-28 21:37
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たみゃちょ様
イズ権現いいっしょ? 英語でいうと「いずんといっとぐっ?」 たまたま定宿の歳時カレンダーを見たら23日が例祭と知り、 さらに遠野祭事ウィキペディアな笛の旦那からも情報が入り、 イズのこまにか来内にいったのすw いい雰囲気でした。 ほんたうのおらほの祭りって感じでした。 |
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