山猫を探す人Ⅱ

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2010年 10月 24日

灼熱の京都散歩(追憶の旅路3)

さてはて、この夏のバカ旅の続きにして最終章です。
昨日の教訓を生かし、涼しいうちに歩こうと思いまして・・・・・早起きしたわけです。



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早 す ぎ な い か ?
まだ夜じゃないかえ?www



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御勤め帰りのちれーなねーちゃん・・・・夜遊び帰りのわかぞー、ひと目でその筋と判るシト、浮浪人・・・そしてあほな旅猫w   
夜明け前の祇園界隈でよろめく人々ですw



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路地裏を彷徨い、陰影明暗症候群の発作に襲われていると、じわりじわりと夜が明けてくる。



京都の街はどの道を辿っても感嘆すべき事象に出会うものだ。

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なんの変哲もない露地沿いに天皇陵があったり・・・・・



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神域に○○ホがあったりする。(感嘆するところがちがうでしょ?w)



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東山の坂を上ると滝のような汗が・・・・気温はすでに30℃超えか?
あんのう・・・時刻はまだ5時過ぎたばかりなんですけど。。。
思わず水分補給&クールダウン休憩
第一目標はこの坂の上なのです。
さぁ、気を取り直して、あと10分がんばろう!



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・・・・・・・早すぎました      _|‾|○



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仕方なく東山界隈をそぞろ歩くことにしたが、まぁ こっちで「ほほう」あっちで「へぇ~」と
歴史小説で見知った方のお名前とゆかりの場所が目白押し。



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それに加えて、街の雰囲気が最高によいのです。



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地元の方の朝逍遥する多し。
余所者のワタクシにも挨拶をしてくれる。
やー、こんな気分のいい街だったらワタクシも毎日散歩、3日で散歩、散歩進んで体重下がるなー(なんやそれw)



さて、朝逍遥を終えて、宿の朝食を平らげ、チェックアウトののち再び街に繰り出したが、



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「あつい、おれ暑い!」



鳩も木陰に避難する暑さになっていた。
それでも、先に進むしかないのよね~。



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坂本龍馬はじめ幕末の志士たちの墓



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次はあの五重塔を目指せ。



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あ、清水三年坂に出たよ。案外近かったな。。。といいながらこの坂は堪えるw
清水寺方面はなんやら人だかりしていたのでスルーして、次の目的地へ移動する。



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清水五条-祇園四条 河原町-四条大宮と  電車に乗って涼をとり・・・・



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徒歩とほ、とほほ、で汗をかき・・・・・



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郊外電車を乗り継いで・・・・・・



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目指せ、静寂が支配し、己と向き合い悟りを開く処へ。



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写真に音は写らないが、まぁ、京都の観光スポットで静寂とか無我の境地に浸るのは
不可能だね。



ここを独り占めしたかったら、閉門間際に入って最後の一人になるまで粘るとか、
台風直撃の日に来るとか、大雪大雨の日に来るとかしなきゃだめだねw



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「如何なるや青苔未生前の仏法?」
「山猫飛び込む水の音」



いや、ほんと綺麗な池があったら飛び込みたい心境でした。



体中の水分が一巡りしたのではないかと思うくらい汗をかいたのち
求めても得られないものはあきらめる、という悟りを開いて(www
京都を後にした。



by Wild_Cat_Seeker | 2010-10-24 12:16 | ばかっ旅 | Comments(6)
Commented by たみゃちょ at 2010-10-24 13:18 x
こりゃ、メッチャそそる画像ばかりですねー
ヨル神社が最高です・・・・って、夜明け前デスか。

崇徳天皇の墓所?下御霊神社でしたっけか・・・?
高橋克彦さんの小説の影響で、どうしても平将門を凌ぐ怨霊という
イメェジが浮かんでしまいます。
魔界都市京都というフィルターでこの町を見るのも面白そうですね。

清水スルーでしたか。
次の機会には、みちのく縁の阿弖流為と母礼のアレはいかぁっすか?

そうそう、遠野が出ていた妖怪マンガは「ぬらりひょんの孫」です。
テレヴィアニメ化してますが、遠野が出るとすればだいぶ先でしょうね。
コッチでは観られませんが。
またビミョーに古いので、「うしおととら」にも出てましたっけよ。



Commented by yamaneko at 2010-10-24 19:06 x
たみゃちょ様

夜のような朝写真は
デズカメデータを見たら4:54となっていました。

崇徳天皇の本当の御墓は四国にあるらしいです。
ここは恩を受けた方が自宅にお祀りした廟らしいです。
怨霊伝説は、さっき調べましたが、日本三大怨霊のおひとりなのですね。
伝説とワロてはいけませんね、なんと昭和の世になっても東京五輪の前に崇徳天皇の霊を弔うような儀を行っていたらしいですよ。

清水寺にみちのく縁があるとは、とらねこさんからお聞きしましたが、知らないって損ですね。。次回は人ごみにめげず訪問したいと存じます。

ぬらりひょんの孫ですか?
コソコソとしらべ、、ジャンプ系でしたか。少年漫画を断ってますので知りませんでした。「うしおととら」は懐かしいですねぇ。槍を持つと妖怪化するやつでしょう?

最近、某動画サイトで「御伽草子」を通して見ましたが、東京も負けず劣らず魔界都市のようですなW

Commented by 一如 at 2010-10-25 20:53 x
(゜ー゜; ほぉ~、やっと書けましたか(オイラんちPC
日本語がストライキをおこしてたようで立ち上げなおしましたわ
崇徳さんのことなら「怨霊になった天皇」という本をオススメ致します!
一連の天皇家怨霊の話のほかに、他では聞けない話が最後の方に載っています。
御廟のすぐ側、祇園の御茶屋さんの女将の話です。
直接購入すると、サイン入りですぜ[E:scissors]

Commented by yamaneko at 2010-10-25 22:51 x
一如様

日本語忘れたPCですか?
いめ(IME)はときどき失語症になりますね。
モード表示が英のまま固定・・・かなが打てない。。。

今度ビルに言っておきますよ。(ビルって誰だ?www)

あ、崇徳さんね。
ちらっと怨霊伝説のくだりはwebで読みましたが
さすが日本で一番古い家系・・・どろどろですね・・・
(いや、これは変な表現をしました。山猫家だって、誰でも家だって万世一系で21世紀まで繋がってきたのですよね。ただ傍証がないだけで。。。)

「怨霊になった天皇」
それ直接買うにはどうしたらいいんですかいのう。

まさか、祇園の中心で「女将~」と叫ぶと
はらほろひれはれ~と女将がまろびでてくるとか?(んなわけないw

祇園のお茶屋さんで飲んでみた~い!



Commented by 一如 at 2010-10-26 06:18 x
>それ直接買うにはどうしたらいいんですかいのう
はいっ!「怨霊になった天皇」で検索すると竹之屋さんのHPがでてきますので、そちらでどぞどぞ
通常通販のようにはぱっとは届きませんでしたが、待ち遠しい気持ちを味わえます(笑

Commented by yamaneko at 2010-10-27 21:49 x
一如様

あああ、コメ見落とし・・・・・
おもさげながんすた。

あああ鎮まりたまへ、、、決して怨霊にならないでおくんなましw

本の買い方、御教示ありがとうごずぁいましたぁ!
レビューを見ただけで判りました。

さすがは日本一古い家系だけあって、負の歴史もたぁくさんですね。

天皇の仕事=祈ること  というのは目ウロコです。

ま、確かに玉座に座るは一人、座らざるものは多数ですから
恨みの念も発しましょう。

やや、この系図は現在のカイシャ組織にも当てはまりますね。
派閥抗争の果てに社長が就任すると反勢力は淘汰されます。
そしてカイシャ怨霊が生れるのす。

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