2010年 04月 26日

7番目の観音が陥ちる時 完結編

「まったく冗談じゃないよ。ただ観音巡りをして写真を撮って回っているだけなのに、戦国武将か騎士団の陣取り合戦みたいになっているよ。やりづらいなぁ。」

山猫三世は愚痴を言う。
でも泣いても笑ってもあと一カ所なのだ。

最後の目標も、そのアプローチが判り難く難攻不落の観音だったが、遠野遺産認定のおかげでもはや何の不自由もなく麓まで辿りつける。



しかし名にし負う七観音のひとつだ。どんな障壁を設けているのだろう。



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最初の障壁は風と寒さだった。
しかし山鮭(山用防寒ジャケットの意)を纏った第一種戦闘配備の山猫三世は辛うじてそれを凌ぎ、じわじわと距離を詰めていく。



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そして、ついに敵本陣に突入した。
ここで観音堂の全景をカメラに納めれば山猫三世の勝ちである。



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どうだー!    あれ?  近すぎたか。。。。

では少し下がって



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どうよー!  あれれ???

うむ! 拝殿と本殿の距離が短すぎて収まりきれない。
勝利を目前にして、過去最大の障壁にぶつかった!!

ついに山猫三世の野望は潰えるのか??



「ふ、ふふ、ふふふ、ふふふふふ・・・・」

不敵な笑いとともに山猫三世は山鮭(くりかえすが山用ジャケットの意)のポケットから広角レンズを取りだした。



「お、おのれ! 山猫三世! 物量作戦とは卑怯なり!」←誰の声だ?



山猫三世は広角レンズをカメラに装着すると再び本殿前に乱入した。



「ふっ せめてもの手向けだ。ガブリ寄りの猫目線で撮ってやろう。」

ばっしゃ!

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「遠野七観音に栄光あれ~!」
 
←だれの声だっつーの?





しばらくの後・・・・・・・









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「くっそう、遅かったか・・・山猫三世め! まんまと盗んでいきよった!」 ←一人増えたぞ!誰だよ?

「いいえ、あの方は何も盗ってはいません。」 ←うぁ、また一人増えた。。これは誰?



「いいえ、ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。遠野の心です!」  ←勝手にオチつけたぞ(ワラ



by Wild_Cat_Seeker | 2010-04-26 23:13 | 神社、仏閣、石碑 | Comments(2)
Commented by たみゃちょ at 2010-04-27 21:29 x
最後を飾るに相応しい場所きゃも。
中を見せて頂いたいい思い出がありますからねー
まさに遠野のココロをチョコット垣間みた瞬間でした。
薄暗がりと燭光の祭壇は印象に残りました。近くのビミョーに歪んだ
納屋みたいのもw
入り口にスキーのストックが用意されている七観音(松崎では未確認)ですが
それが最も必要そうなのがここでしょうね。

七観音、それぞれ持ち味みたいなのがあって、楽しく拝見させて頂きました。
案内板があってもなかなか辿り着けない場所もありましたが、探す楽しさも
味わいましたねー


Commented by yamaneko at 2010-04-28 09:23 x
たみゃちょ様

たみゃちょ様も七観音制覇なされているものと察します。
栃内観音探偵団の記事は読ませていただきました。
驚異の三脚未使用明暗症候群息を止めて5秒な蜀台の絵も絶賛でした。

なぜか、観音様はどこかのついでに・・・という訪問が出来ないのですよね。
山崎のコンセ様の帰りにちょっと・・・とか。
林崎のホウリョウに寄る前に・・・・・とか。

そういう意味で栃内観音は最後まで残ったとオモテます。
(単にアプローチが判らなかっただけじゃろ!←誰の声?)

うーむ・・・



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