山猫を探す人Ⅱ

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2010年 01月 08日

新生と没滅の狭間で

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近隣の大伽藍跡に目が行くばかりに此方はつい失念していた。



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この微妙な左曲がりの(w 石段を登るといろいろなものが見えてくるという。



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上り詰めた先、視界に飛び込んでくるのは、白木も眩しい本堂。



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新生という言葉が頭の中に降臨した。
しかし考えていたことは、広角レンズが欲しいな。。。だった。 なんたる俗人ぶり!



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新生の喜びを噛みしめつつ、右曲がり(w の石段を下ると

目に入ってきたものは!



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朽ち果てるモノの姿。



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瓦解するモノの姿。



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没滅するモノの声を聞け!

「滅するものありて初めて生まれるものあり。」



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「滅びの悲しみは新生の喜びでもある。」


やばいなぁ。



こんな重たい命題を突きつけられて・・・・・



新生と没滅の狭間でワタクシはどうしたらいいのだ?



何をすべきなのだ?

だれか、ワタクシを導いてください。



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んちゃ!
あわてないあわてない。

えっ?・・・・・・・



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果報は寝て待て、って言うじゃなぁい?





そ、それでいいのか?



そんなんでいいのかぁ?



ああああああああああああああああああ (またしても遠ざかるドップラー効果)























by Wild_Cat_Seeker | 2010-01-08 00:40 | 遠野物語の地 | Comments(6)
Commented by たみゃちょ at 2010-01-08 22:21 x
んちゃ!

ネタの宝庫・・・じゃなくて。聖域でもありますから「ちょっくら
お邪魔させて頂きます」~てなキモチでひそかに見ていたところでした。

工事中には、若い職人さんたちが声を(さわやかに元気よく)掛け合いながら
作業していたのが印象に残っています。

最後のヤツは寝ていたのか・・・・。
枕にしてるのは木魚だったりして。

「ふ、ボーズだからさ」

うーん。イマイチ_|‾|○

ほんじゃ、ばいちゃ!


Commented by ぴろゆぅ at 2010-01-08 23:41 x
やっぱ、カーブ階段は最高ダゼ!(爆)

地味ぃ~な寺にお越し頂きまして、心より感謝申し上げます。
この本堂を撮ろうとバックして、危うくカーブ階段の餌食になりかけた真夏の日(w

「この寺もまさに、インターナショナルな・・・」
僕にとっての黒歴史の1ページです(爆)

Commented by about at 2010-01-09 10:35 x
おはようございます。
カヤの葺き替えは手間がかかってたいへんらしいですからねぇ。家屋の中で炭とか薪とかを焚くことで燻され屋根として機能するのでガス化、電気化は次回の葺き替え時は茅葺ではなくなってしまう段取りということに。残して欲しいですがその家に住まう人達の負担になってしまいます。やむを得ませんね。

Commented by yamaneko at 2010-01-09 17:19 x
たみゃちょ様

こちらのお寺さん。
アナタサマやこゆい人の聖域なので、意図的にスルーしていたのですが、
「眠るコボーズ」の誘惑に負け・・・ダレデスカ? ヤマネコホイホイヲシカケタノハ!www

寒さに負けて足早な訪問でしたが、コボーズ軍団は墓地の中にも居そうですね。
ワタクシは遠慮申し上げましたが・・・だれか・・w

んで、常福院を起点に彷徨いは続くのでした・・・ばいなら

Commented by yamaneko at 2010-01-09 17:26 x
ぴろゆぅ様

あ、いんたーなしょなる明るいなしょなるな方ですね!!!

>この本堂を撮ろうとバックして

あんのう、それ以前に身体が寒さで動かず、階段の上りでたたらを踏みましたよ!(笑)

黒歴史・・・・

そのうち地元の方が、「ぺるり絵図」ならぬ「ぴろゆ絵図」を描いて奉納するきゃも(爆)

太平の眠りを覚ます通い人(濃)たった一人で夜も眠れず(爆)

Commented by yamaneko at 2010-01-09 17:30 x
about様

もはや茅葺の家は公的建造物かモノ好きな方に支えられるしか生きる道はないのですねぇ。
ふるさと村の家々でかまどに火が入っていたのは暖を取るためではなく維持管理のためだったのすねぇ。

冬寒そうだしな~w

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