山猫を探す人Ⅱ

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2009年 05月 09日

仙人直上会戦

そもそも、この企画はビジュアル的に紹介されていない標高1000m以上の山を登る、
なんて趣旨でした。

しかし、紹介されていない山ってぇのも、意外に少ないものでしてな。
しかも、体力的にライク・ア・ローリング・ストーンなワタクシ。
命を張ってまで山登る気ないし・・・・

それら、科学的、生化学的、打算的、ヘタレ的妥協点が、今回の目的地でした。



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出発点は此処です。(何処です?w)

潜入捜査官がスタンディングオベンションを拒み、殉職した地と云えばわかりますかな?
(ますますワカランわい!)

腐った木橋(これがスリル満点w)を渡り、古(いにしえ)の峠道を辿ります。



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峠道の両側には赤杭、赤旗、赤テープが間隙無く続いておりました。
後日耳に挟んだところ、国土調査が行われたそうで・・・・・この先、この調査の恩恵を全身に浴びるとは露ほども知らず、ホイホイと歩を進めるワタクシでございました。



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芽吹き前の山中は視界良好でして、こんな崩壊地形の全貌も見て取れます。
道にはニリンソウ、カタクリなどが足の踏み場がないほど咲いていました。
そして、至るところに迫力満点のオヤジの置き土産が。。。まぁ、いずれも古い業物(わざものw)でしたのでビビリながらも安心した次第でして・・・・



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やや!!!

これは熊の糞ではござらん。

これはカナクソ!
漢字では金糞。

説明しよう。
カナクソとは製鉄行程において発生する不純物の塊りである。多分に鉄分を含んでいるためその質量は普通の石に比べて格段に重い。



なんでこんなところにカナクソが・・・・????

山一つ越えれば、一大鉄鉱脈なので、もしかしたら、これは古代たたら製鉄がここでも行われた証拠なのか???



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謎のプレート。
この他に水沢〇号というプレートもありました。
その他に、陶製の碍子(がいし)が転がっていました。
送電線メンテの残骸でしょうか?



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そうこうするうちに、大した汗もかかぬまま、仙人峠に到着。
周りは丹念に刈払いが為されていました。
一昨年、筍を採った藪も刈払われていました。



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やぁ、気分爽快だぁ!
さて、そろそろ戻りましょうかね。

え?
これでお終いかって?

「単なるハイキングかぃぃぃ?」



仙人直上会戦・・・・・

なんて大袈裟なタイトルでせうか・・・・・
いたいけなブログ閲覧者を惑わす誇大表現でせう。



まぁまぁ、そう殺気立たないで・・・・・・



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この先、もう少し楽しんで貰えますから。

んでもですね。

んと・・・・

長くなりますので、、、

ここはひとつ・・・・・

つ づ く !

ちゅうことで・・・・m(_ _)m

















by Wild_Cat_Seeker | 2009-05-09 15:20 | 遠野の山奥に | Comments(10)
Commented by たみゃちょ at 2009-05-09 18:49 x
アア、あのお方は殉職なさったのですか・・・(´;ω;`)ウウ・・・
惜しい方を亡くしました。
・・・が、この建物を見るたびに笑いが込み上げてくる不謹慎な
ワダスを許してけさいん。

仙人峠は「爽快」なのデスか・・・・ふぅ~ん・・・・
「色んなモノがあったとさ~」な山道なのですね。
鉄砕牙・・・鉄滓が転がっていたとは、目が爛爛としませんでしたか?

すっかり失念していたアカバネの新道↓。快適そうですね~
そこにも旧道は残されているのかしらん?




Commented by とらねこ at 2009-05-09 20:30 x
親父3人衆で参加した真夏の天城越え・・・汗・・峠越え
あぶが飛んでなくて少し快適そうにも見えますが、しぱらくは足が向ないかもしれません・・・笑
ご苦労さまでした。

Commented by yamaneko at 2009-05-09 23:29 x
たみゃちょ様

そうなのす。アノ方は老体に鞭打って激務をこなし (´;ω;`)ウウ・・・

仙人峠は今時期が一番いい鴨
見通しはいいし、虫はいないし、さやわかですよう(w

赤羽根の新道が出来たおかげで、旧道との連続性が無くなりました。
ワタクシも2回ばかり通ったのに、もう記憶がないのですよ。

そうそう、小友峠の道が今通行止めでしたな。
7月には全線開通しそうです。

Commented by yamaneko at 2009-05-09 23:31 x
とらねこ様

仙人峠の遠野側は登り易いですよ。
今時期はびへーも居ませんから・・・
あ、山オヤジの業物はありましたな(驚)

Commented by about at 2009-05-10 08:50 x
おはようございます。

おぉーっ、一人でも仙人とはこれ如何に?
一個でも饅頭と言うが如し…な、峠ですかぃ。
近年は鹿の溜まり場になってるところッスね。

>一大鉄鉱脈なので、
たたら製鉄って鉄鉱石でやるのすか?
砂鉄だけかと思ってましたorz

Commented by yamaneko at 2009-05-10 09:44 x
aboutどん

おはようがんす。
一本でもにんじん、二足でもサンダル、三艘でもヨット、4粒でも胡麻塩と言うが如し・・な峠です(www

>たたら製鉄って鉄鉱石でやるのすか?

出雲系は砂鉄、地場系は餅鉄ですかね?
んでも、佐比内鉱山の鉱石を高場で製鉄していたという話もありますから
あながち鉄鉱石も否定出来ないかと・・・(自信なし)

あとは想像の域を出ませんが、大量の鉄滓の二次利用のために峠を通って運ばれたとか・・・鳥海文書wによれば鉄滓を道路の路盤に使用したという記述があったやうな(w

Commented by 頑固一鐵 at 2009-05-14 16:34 x
鉄と聞いてあわてて飛び出てきました頑固一鐵と申します。

ここのたたら製鉄は間違いなく鉄鉱石(餅鉄を含む)です。
ただし、甲子川や猫川で餅鉄が容易に取れるのにこんなところで製鉄をやったかは疑問です。
後世の洋式高炉の鉱滓を運ぶ途中にこぼれた可能性もあると思います。。

すみません。つまらない書き込みになってしまいました。

Commented by yamaneko at 2009-05-14 23:29 x
頑固一鐵様

おばんでがんす。

覚えておりますです。いつかも鉄に反応して頂きましたね。

もし鉱石がないところで鉄を吹くとしたら、それは燃料を求めてのことと推測致します。もっとも今回発見した鉄滓は、間違いなく輸送中の落下物と思います。

つまらなくないです。
見識者のご意見は貴重ですから。

Commented by 頑固一鐵 at 2009-05-15 09:56 x
つまらないついでに。
記憶が確かなら昔は「種(鉄鉱石など)1里に炭4里」と言って、それを基準に炉を作っていたそうです。

仙人峠には盛岡電気工業(後に東北電力)が経営する鉄索(今で言うロープウエーかな)があったそうです。
仙人峠駅と大橋駅間の物流を担っていたそうです。

Commented by yamaneko at 2009-05-16 00:58 x
頑固一鐵様

おばんでがんす。

>種(鉄鉱石など)1里に炭4里

なるへそ~

日本初の高炉が青ノ木や佐比内に作られた理由ですね。
普通はなんであんな山の中に・・・ですから。

仙人の索道・・・・
今回、峠道を辿っていて、斜面を一直線に上る測量跡を見ました。
おそらくあれが昔の索道跡ではないか、と睨んでいます。



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