山猫を探す人Ⅱ

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2007年 11月 02日

晩秋にオマク走る

遠野通ひ人の山猫の祖父の孫が気持ちだけ青年の頃
朝の通勤電車に揺られながら立ち寝をする間
不思議な体験をしたり。



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日頃から暇があれば遠野に行きたいと思ひしに電車の車窓に晩秋の里山の光景映りたり。



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一歩踏み出せば、体はあたかも雲上を行くが如く



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一歩にて山の峰も越えられるかと思はれるが如し。



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ああ、この先の峠を越ゆれば綾織の谷なりと思ひしも



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なぜか体は別な方向にしか進まれぬなり。



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こころばかりあせりても一向に遠野の街には近づけず



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道々彷徨うにいつしか陽の傾きかけし頃



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つひに猿ケ石の渓を望めり。



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されど遠野郷を見下ろすばかりで



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ガタン!
電車が止まり目が覚めるといつもの下車駅なり。
僅か10分ほどのうちにオマクとなりて晩秋の遠野路を旅せり。
鮮明なる光景を噛み締めつつ雑踏に山猫消え逝きたり。



どんどはれ





















by Wild_Cat_Seeker | 2007-11-02 06:46 | 遠野物語の地 | Comments(6)
Commented by 一如 at 2007-11-02 12:23 x
離脱の練習してらったんだねぇ(笑)
オイラ空飛ぶのは経験ないの、そんな経験したくねーー(疲労困憊するべ)
 そーれーからー、変なちからはもっとりませぬ(爆)

Commented by yamaneko at 2007-11-02 21:55 x
一如様
んにゃ~、そんなごとね~
鍋焦がしの現場を見られたんだもの
700キロの彼方からなしてそんなことがわがったのすか?
空飛んでますがな。

「幽体離脱~~~」
「ちょっとちょっとちょとちょっと」


Commented by 虎爺 at 2007-11-02 22:21 x
まさに今が画像のような光景・・・少し今年の方が遅れているかな・・・。

昨年見た画像が実は幽体離脱で今年の今まさに遠野の姿を投影しているかもしれません・・・笑

Commented by hana at 2007-11-03 00:41 x
yamanekoさんの感性素晴らしい(拍手)

思わず見入ってしまいました^^v

どうしたら、こんな発想が出てくるんでしょう^^;
毎回楽しみながらみてますが、yamanekoさん、進む道を間違ったのでは?

今度生まれ変わる時は『吉本』がいいかも♪


Commented by yamaneko at 2007-11-03 08:49 x
虎爺様
まさにちょうど1年前の画像たちです。
写真を追っていくと、あの日どんなルートでどこに立ち寄ったか記憶が蘇えります。
ま、簡易幽体離脱ですな(爆)

Commented by yamaneko at 2007-11-03 08:58 x
hanaさん
おはようございます。

ええ~? 感性ですかぁ?
ワタクシに感性なんてあったかなぁ(笑)

発想の元はやはり遠野物語ですね。イマジネーション広がりますし、パロり甲斐があります(笑)

>今度生まれ変わる時は『吉本』がいいかも♪

はい、こんどは「吉本ばなな」に生まれ変わります♪(クククッ)

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