山猫を探す人Ⅱ

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2007年 05月 13日

六角牛山周遊Part1

例年なら雪深く、軟弱山猫は登ろうとは思わないところですが、今年は雪が少ないという事前情報もあり、六角牛山を計画に組み入れた。



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中沢川方面から進入し峠登山口に至る。
あれまあ、南斜面が伐採されて「あっけらかん」と明るい風景になっていますな。
10年前の夏の風景とはえらい違いです。



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先行者は2パーティですね。



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幅広の林道ですが、これは途中のロボット雨量計までで、そこから山道になります。



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途中、合目表示があり励みになります。特に短期決戦の山なので合目表示が次々と現われて、何かカモシカ並のスピードで登っている錯覚に陥ります。



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ここは四合目。緩やかな登りも此処までです。ちょうどひと休みにもってこいの石があります。名前もズバリそのもの「休み石」。
さぁて、急登に挑戦だ!
「ファイト! 一発!」



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「ふぁいとぉ! いっぱぁつ!」



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「ふ、ふぁいとぉぉ・・・・・い、いっぱぁぁ・・つ」



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「・・・・・ふ、・・・ふぁいとぅ・・・・」



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「・・・・・ふ、・・・ふぁいとぅ・・・・」



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「・・・・・・・・・・・・・」

もはや声も途切れる頃、ようやくと露岩混じりの急登は終わり、丈の短くなった落葉樹林帯をだらだらと登っていく。
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登山道に雪が見え始めた。
これがぐずぐずの腐れ雪で、もう踏み抜く踏み抜く!場所によっては膝下までもぐってしまうので歩き難いこと夥しい。



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九合目到着。
標柱が隠れるくらいだから、此処の積雪はまだ60cmくらいあるのかな?



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傍らにはボロボロの小屋があります。雨風を避ける程度でしたら使えます。



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九合目から先は笹原と潅木帯となり、一気に視界が開けます。
南斜面はすっかり雪が解けています。



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晴れてはいるのですが、靄~~~としていて視界はよくありません。
見えているのは上郷、平倉の辺りです。



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偽ピークを乗越すと本当の山頂が見えてきます。



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やれやれ、到着しました。
右端の小屋は六角牛神社の奥宮です。

コースタイム
2007年4月30日
峠登山口(685m)8:26-8:37二合目(780m)8:37-8:52四合目(870m)8:57-9:51九合目(1200m)9:53-10:05六角牛山(1294.0m)



で、あざとく続きます。(爆)























by Wild_Cat_Seeker | 2007-05-13 10:26 | 遠野の山奥に | Comments(15)
Commented by 玉千代 at 2007-05-13 19:09 x
マンモス山に登ったんだー
いいなー

中沢川近くの登山口ということは、あの橋の手前で左に曲がった道をずっと行った・・?
駐車場はそちらにあるんですか?

今回は、里からは薄ぼんやりとしか見えなかった六角牛・・・雪が残っているかどうかも判別できませんでしたが、山頂にはそれなりにあったんですね。
こんな時、長靴が威力を発揮しそうです。

ここから眺める遠野盆地は滅多にお目にかかれないので、貴重でがんす。

奥宮の向こうにあるモノはナーンデースカー?



Commented by yamaneko at 2007-05-13 19:32 x
玉千代様

あい、登ってきました。

>あの橋の手前で左に曲がった道をずっと行った・・?

六神石神社に行く橋を渡らずに直進で~す(w
ソレでおらおらと登っていくと現代の登山口に至ります。

多分、雪の量は例年に比べ拍子抜けするほど少なかった筈・・・・去年だったらワタクシ、ぱすシマシタヨ。

>奥宮の向こうにあるモノはナーンデースカー?
正体不明です。
形状からいってミルク缶のようですが、雨水をためて飲料水とする装置のやうです。
チガウカナ?


Commented by romi at 2007-05-13 21:05 x
どひゃー。
恐るべしヤマネコ。続石、続石、続石の三四郎!
今の私にはとてもとても登れません。
そう・・・中3の夏に登ったきり・・・引き算すると???
33年も前・・・・いい思い出だけではありませんが
♪思いでは美しすぎて~・・・・八神しちゃいます(~_~メ)

Commented by numako at 2007-05-13 21:48 x
ゼエゼエ(;´Д`)ハァハァ

思いでは美しすぎる八神と言えば「パープルタウン」の盗作問題(w
パクリ元のレイ・ケネディは当時は、まずは日本ではリリースされるはずの無い人。
ところがバックがTOTOファミリーだったのが八神の誤算。
ギター雑誌に、日本ではまだ発売されてないがスティーブ・ルカサーが弾いてる、と楽譜が紹介されてしまう。その後レコードもリリース。
その後八神が業界を干されてしまったのは周知の通りなのだ。

Commented by 一如 at 2007-05-13 22:08 x
 これが六角牛ですか、登るところとは考えたことがなかったのでカルチャーショックですわ。
 小屋ではなく奥宮でしたか、中はどうなってるのでしょうか。薬師はどこにいったのか…
 七合目の石カラのところ、ただならぬ感じがする…

Commented by yamaneko at 2007-05-13 22:28 x
romi様
体力徹底的に下降中のワタクシでも登れる山です。往復4時間ですよ。
その後の予定は大狂いでしたが(笑)

romiさんにとってはほろ苦い青春の思い出の山でしたね。思い出しました。
ヒミツの登山がなぜバレたのか????プフフ!!

Commented by yamaneko at 2007-05-13 22:37 x
numako様

ほ、ほう!
そいつは知らなかった。
しかしググったりトベったりしてみましたが、元ネタYou Oughta Know By Now自体完全に息の根止まってますね。むしろパープルタウンの副題としてヒットするお陰で目に触れる機会があるのかと思います。

TOTO
「Hold the line」で初めて知りました。確かラジオの深夜放送だったやうな・・・重たいギターだなぁと思いましたよ。

Commented by fuefukidouji at 2007-05-13 22:47 x
六角牛山、登ったのすか~!おらも登りたかった。毎日見ている山なのに未だ登ったこともなく・・・・。来春は、声をかけておくれやす~。
(それから、八神・・ファンでした。・・・当時は・・・汗)

Commented by yamaneko at 2007-05-13 22:57 x
一如様
ははぁ、奥宮には薬師を奉じたのですか・・・
10年前は中に入って霧を避けていたのですが、神棚があって鉄剣がいっぱいあって、薬師様はいたかなぁ???

七合目の石・・・・・はあ、凡人のワタクシには累々たる石にしか見えませぬ。

Commented by yamaneko at 2007-05-13 23:01 x
fuefukidouji様
>春は、声をかけておくれやす~
うへ、そいつは失礼しました。春と言わず、秋がいいですよ。視界も利きますし、びへーも居なくなりますし(笑) ちょいとばかり寒いかも知れませんが・・・・
ワタクシ八神は八神でも、もう一人の八神も好きでした。(_|‾|○)

Commented by about at 2007-05-14 00:45 x
お晩です。
大地竹(オーヅ岳)以来の山登り記事ですかね。
“トライアングルポインツ”のプレートはあったのでしょうか?ちょっと気になりました。「藪山」ではないのでないのかもしれませんが(笑)。

Commented by yamaneko at 2007-05-14 06:43 x
about様
山猫化したのは11月以来ですね(笑)
頂上の目立つ処には“トライアングルポインツ”のプレートは無かったようです。
でも向かいの大開山や峰続きの大峰山には絶対あると思いますよ。

Commented by 山の修理人 at 2007-12-11 23:44 x
Yamaneko様。
こんな時期にメールで、何? と思われるカモ、しれませんネ。
六角牛山の峠登山口に映っている車二台の内、左に移っている車は私の車です。 という事は、私はYamaneko様に遭っている、という事ですネ! 今年、六角牛には14回、登ったので、良く覚えていないのです。 石上山でもYamaneko様ねメールしましたネ。 あの時は”山の神”として送ったと思います。 石上山へは今年26回、登りましたが、また、どこかでYamaneko様にお遭いすると思いますが、よろしく!!


Commented by yamaneko at 2007-12-13 23:10 x
山の修理人様

記憶が定かではありませんが、あの日の六角牛山では5,6人の方とすれ違って、或いは抜かされて(wいます。
さあてどなたが修理人様でしょうね?

そのうち、どこかでバッタリ逢うかも知れません。
山道を整備している方を見かけたら、声をかえてみますよ。

Commented by 山の修理人 at 2007-12-14 11:30 x
Yamaneko 様。
ご丁寧に返事まで戴きまして、ありがとうございます。
来年は、石上山の三角点に多く出没(? 笑)する予定です。 今年も懸命に三角点広場を整備したのですが、なにせ一人の力には限りがあります。 Yamaneko様も以前、三角点に来て頂きまして、感謝しております。 次回は、第二鳥居の前の作業道を左に行くルートから三角点広場を目指して戴けると嬉しいですネ。 では。 


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