2007年 01月 18日
遠野物語拾遺125話で語られる摩訶不思議な場所。
by Wild_Cat_Seeker
| 2007-01-18 06:54
| 遠野物語の地
|
Comments(10)
正しく、衝撃の真実!
何を隠そう、このホウリャウを訪れた時は周りが草茫々~5・60cmはあった~で、社(小屋みたい;)をまがって見るまではいきませんでした。 間近に接近して、りんご屋のおじさんとお話しして、それで満足して帰って来ちゃいました。 探求心がいまひとつですねえー。 確かに、これは「宝竜の森」を裏付ける証拠が揃っていますねー。 私は、ずっと「ホウリャウ」と「宝竜の森」は別物だと思っていましたし。 でも、「竜ノ森」は他にあるんじゃないかな~なんて思っているんですが・・・・・ まずは、天晴れでごぜぇーました。 やっぱ、草木が休眠する秋口から早春までが探検には最適のようです。
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tamachi様
遠野物語では、本編、拾遺いずれでも此処をホウリャウとは表記していないのですよ。 拾遺125話で「宝竜ノ森」と表記し、特徴は全て一致します。 しかし、本編112話で「ホウリャウ」と記しているのは山口村の一小字のことで、林崎の此処とは違うと思われます。ある意味、別物と思っていたtamachiさん正解ですよ。 いったい誰が、いつから此処をホウリャウと呼ぶようになったのでしょう? ややこしい! なぞなぞだらけだ! で、竜ノ森・・・やっぱり別物ですね。 特徴が全く一致しませんから。 さあて、どこでしょう? キーワードは土淵村、一筋の川、南沢の老人、栃の木・・・・これは地元の方の助言が必要ですね。
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at 2007-01-20 11:37
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こんにちは。
>南沢の老人 老人については不明ですが現地で「みなみさ」と呼ばれる地域がありますが…私の居住区域外ですので詳細は不明です。ただ、貞任と水車小屋との分れの辺りは「みなみさ」には含まれないようです。ちょうど「佐々木喜善さん」の生家辺りは「みなみさ」ですね。これより先の水車小屋が「みなみさ」に含まれるかどうかは不明です。南沢がつまって「みなみさ(ゎ)」になったのでしょう。たぶん現地人に字を書かせるとちゃんと「みなみさわ」と書くと思います(笑)。屋号なのか地域を指す言葉なのかも不明です。 >一筋の川 山口川でしょうね、きっと。渡った先が「みなみさ」に含まれるのかどうかも不明。 >栃の木 あるかもしれないですし、「邪魔だ」とか言って切られちゃったりするかも。植生は瞬く間にかわりますし。 以上、「全く役に立たない現地特派員」のレポートでした(笑)。流しちゃって下さい。あの辺りの人に尋ねるのが最良ですね。 遠野ブロガーさんの「命懸け決死の取材報告!」を待ちます。
about様
早速の情報ありがとうございます。 南沢の場所が大体判っただけでも助かります。 山口であったとは意外でしたけど、話の出所が山口村の佐々木喜善さんだから当然あり得る展開でしたね。 土淵村は広いので途方に暮れそうですが、山口村に近接する辺りに絞って「命懸け決死の取材報告!」(爆)を敢行しようと思います。
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at 2007-04-15 11:30
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古い記事へのコメントご容赦願います。“役に立たないaboutな現地特派員”は引き続き調査継続中です。分かったことを報告します。屋号南沢は一如さんが述べたとうりであります。その昔は1地割が南沢であったようです。戦後間もない頃には林崎、山口、本宿の宝領社の存在が認められました。少なくとも戦後何年かは付近の人たちの信仰があったのではないでしょうか。まだ場所は特定できていません。山崎の宝領社については時代は不明ですが“流行り神”的な宝領で流行が過ぎると忘れられてしまうようなものであったかもしれません。喜善さんの時代は既に“話し”だけであった可能性もありそうです。これについては私の推測です。林崎の宝領社の向きについて。ちょうど、あそこからも見える「山崎観音の隆盛を見るに忍びず云々…」との話しがあるようでした。
今後も調査を継続します。
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yamaneko
at 2007-04-15 20:23
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about様
地道な継続捜査、頭が下がります。 山崎の宝領社、あの時はコンセイサマの奥を見て回りましたが、もしかしたら手前にあるんじゃないか・・・・とフト思ったりしたりなんかしちゃって(w 林崎のホウリョウが後ろ向きなのは、繁盛している山崎観音を見るに忍びず・・・ってそれはスッゴイ! そういう結末は想定外ですわ! 今後の調査もよろしくお願いします。
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about
at 2007-04-18 19:39
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再び古い記事でお晩です。えぇと、山口宝領社の所在確認が取れましたので報告します。笛吹童子さんのところでコメってます。
更に↑↑のコメで「云々…」と濁したのですが図書館の資料も古いコピーでして何て書いてあるのか分からない文字があり云々と濁しました。とりあえず薄い文字の陰から推測したものを入れた全文を引用ということで記します。大正15年の「土淵村今昔」より以下引用です。 由来伝説 太古から伝はった社で神威先にして中世栃内観音の隆盛を見るに忍びずその恐れる神威により背面にしたと伝えられたる 祠中に文政三年八月二十七日の棟札を有す 社の向きに関する記述ですので林崎の宝了は例の場所のもので間違いないようですね。これで残りは山崎にあるであろうホウリョウ社だけですが当初から難しそうだと思っていたとうり最後まで残ってしまいました(笑)。 水源涵養保安林っていうだけあって水量が豊富。地形がどんどん変わるようです。熊野さんも今の場所に下げられましたし、金勢様のご神体も流されて埋まってたりしてます。大正から先の大戦後すぐの頃にはそんなこんなで行方不明になっていたとかで資料では一切触れられていないのかも知れません。林崎も近くに水量豊富な水が山から下りてますし別な伝説にも「豊量な水云々…」の記述がありました。本宿もそばに流れがありましたし元は別な場所にあったみたいで…。山口宝領社も流れがあります。山崎地区内で水が出ているところは山崎観音さんの所ですが未調査です。金勢様の川の下流も要調査ですね。 今後も調査を継続します。
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一如
at 2007-04-18 22:11
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yamaneko
at 2007-04-19 21:34
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about様
をを~!!! ワタクシが二日酔いで再起不能状態の時に、重要な発見がなされていたわけですね。 な、情けなか~! 山口の宝領社と字ホウリョウの場所が特定! 是非に次回訪問時に連れていってくださいまし。 いや~地道な調査、頭が下がります。 ありがとうございます。
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yamaneko
at 2007-04-19 21:36
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