2006年 08月 30日
超有名スポットなので、逆に足が遠のいていました。
by Wild_Cat_Seeker
| 2006-08-30 06:01
| 遠野物語の地
|
Comments(8)
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とらねこ
at 2006-08-30 19:19
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デンデラ野、山口の水車小屋と並んで、遠野のメジャースポットということになりますね。
当初のイメージといいますか、姥捨山の印象で、今でも心霊スポット、タダならぬ雰囲気は確かにございますが、近年の見解、姥捨山ならぬ老人達のコミュニティとの位置付けはおそらく間違ってはいないものかもしれません。 そこでもうひとつ、江戸時代の遠野、南部藩領内ながら、藩中藩といわれるように遠野南部家の領内、遠野領内の年貢等租税は、ほとんど遠野南部家臣達の知行地に割り当てられており、その知行主の武士と耕作する百姓と刈分を折半するといった内容でした。 武士はお取り上げ分といって、さらに所得税みたいなものを遠野南部家から取られる、百姓は取り分そのまま、ですから、武士より百姓の方が若干裕福だったともいわれております。 例・・・一石を知行するとして 武士・5斗、百姓・5斗・・武士はお取り上げ1斗5升、実収は3斗5升 ただし、庄屋級の農家の下で小作をしていた百姓が結構いたと思われ、必ずしも武士より百姓が裕福だったというわけではございません。 飢饉等はモロに百姓達に影響したからこそ、餓死者も多数出たのだろうと推測もされますが、年貢取り立てが厳しかったということでもなそそうです・・・・要研究材料・・・笑
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とらねこ様
貴重なコメントありがとうございます。 人頭税であろうという憶測のもとにエントリーをしていました。 はぁ、でもそれだと老人をデンデラ野に送る意味がよく判らなくなります。 ん? デンデラ野の耕作地は治外法権でしたか? うーん、考えすぎると早死にしそう。
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とらねこ
at 2006-08-30 21:45
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堅い内容だったとこと失礼いたしました。
びゅーん・・といきたいところですが、デンデラの伝説、おそらく確かに貧しい時代があって、口減らし的なことはあったものと考えます。 新田開発は知行地に組み入れられず、開発した本人のものとなったようです。これらは隠し田とよばれ非公認ながらも暗黙の了解が当局からされていたようです。後にお取り上げとなったものも多数有り・・。 話は矛盾してしまう内容もございますが、度重なる飢饉で口減らし的なことも多々あったものと思います。 しかし、親を見殺しにする非人道的なことはなかなかできない、親の方も子供達に迷惑をかけたくない、そんな飢饉の悲しい実情があったものと思いますし、老人達もタダでは死ねないと思うと共同で自活の道を模索したのではないでしょうか、 両者共行き来ができる近場に生活をし、持ちつ持たれつ、互いに協力して厳しい時代をいきたものなのか・・・・・・お茶を濁した程度でお許しください・・・びゅーん・・・。
とらねこ様
重ね重ねありがとうございます。 時代を生きた者の強さが感じられれば、重苦しさも少しは和らぎます。 やはり、食料備蓄も儘ならないほどの飢饉の連続であれば、悲しい歴史絵図の世界にならざるを得ないのでしょう。 おっと、早死にしたくないので びゅ~ん!
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名梨
at 2006-08-30 22:26
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デンデラ野=姥捨て山 と 思いたくない。
現代風に言うと「シルバー人材センター」のような感じと思っている。 昔は士農工商って言うくらいだから百姓の方が上だった、そして、商人が一番下だったのに、今は士商工農になってしまった。
遠野物語でのデンデラ野の記述を読んだ時から奇妙な感じがしており、何かで読んだ姥捨てとは明らかに違うな~と思ってはおりました。
色んな方の意見や考えを聞き、幾らか残っていた重苦しい部分は確かに減ったみたい。 昔からとしょりは強く、わげぇすたずに対するプライドは持っていたんだなと思うと頼もしいですね。 たま~に、甘えん坊としょりもいますが; 象坪山、いいっすね。 今度は立ち止まってよく見る機会を持ってみよ~っと。
名梨様
デンデラ野の見方が変ったのは、blogを通じて名梨さんをはじめ色々なご意見を拝見したからです。 なるほど、シルバー人材センターが一番無理のない解釈ですね。 人間、食わねば生きていけないので、食物を生産できる唯一の存在である農は、この先有望な産業ですよ。メリケンや中国から輸入が止まったら・・・考えるのも恐ろしい事態になります。 平成大飢饉ですね。えー、yamanekoあたりが真っ先に犠牲になります。
tamachi様
あくまでもワタクシ個人の考えですが、デンデラ野の住人たちと山人山ノ神とは交流があったように思えます。 それこそ餅3升とマダの皮1年分みたいな助け合いがあったような・・・そう考えるとかなりエキサイトな日々。歳とっているヒマないですな。 |
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