2006年 08月 19日
遠野物語89話に基づき、先日象坪山へ登りましたが、 堂の前には山神の字を刻みたる石塔を立つ。 確かにかなりの量の石塔がありましたが、すべて寝かされていて、しかも苔むしていて、山神の文字は確認できません。 物悲しい雰囲気です。 唯一、山神の文字が認識できた石塔。 これが、「愛宕山の裾を廻る」道と思われます。 和野の何某といふ若者の目線で見ると、左奥から山神が降りてくるのが見えて、鳥居のあたり(青い彗星号が止まっている)で、はたと行き逢ったに違いない。 この道を行けば山口に通じているが、今回は見送り。 最後の絵は、若者が逃げ去った後、山ノ神が見たと思われる里の風景。当時とそう変っていないように思われます。 しかし、100年以上昔の出来事が現場検証出来てしまう遠野って、つくづく凄いと思うよ。
by Wild_Cat_Seeker
| 2006-08-19 06:02
| 遠野物語の地
|
Comments(4)
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by
とらねこ
at 2006-08-19 17:39
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ここは山口修理(山口館主)・・・孫左衛門の先祖が当初居たと伝えられる柏崎館と伝承されております。
私もこの晩秋にでも踏破する予定です、ご一緒にいかがですか・・・単なる熊除けといいますか、一人では心もとないもので・・・よければですよ・・・大汗・・・そして水光園にて汗を流して、さっぱりした後は「まっちゃ」下って親不孝、これは結構いい感じかもしれません・・笑
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とらねこ様
逆襲の象坪山計画(?) いいですね~。晩秋でしたら、あの山のありとあらゆる場所を歩けそうです。 11月に大量休暇を取れる予定ですので、日程が合えば、熊避けになりましょうぞ。(熊が寄ってきたりなんかしちゃって⇒広川太一郎風:笑) 隊長。報酬はどべっこアイスで手を打ちましょう。(笑)
tamachi捜査官
なぬ~! すでに時効であったのすか? 現場は這いつくばって捜査しているんだよぉ~ (いかりや長介風に発音してください) そういえば、被害者の和野の若者も生きていれば齢百ウン十歳。 しかし、わかりませんぞ被疑者の山の神はまだ生きているかも・・・・ |
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或る時は探検隊長、或る時は潜入捜査官。また或る時は中年探偵団・・・変幻自在の山猫を貴方は探し出すことが出来るか? 「あなたが山猫さんですか?」「とんでもねぇ、アタシは山猫だよぅ」 by yamaneko カレンダー
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