山猫を探す人Ⅱ

okenamay.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2006年 07月 10日

象坪山(愛宕山)その2

口は災いの元シリーズの続きです。(笑)
遠野物語89話を読み返しながら、つらつらと綴りましょうかね。

  参詣の路は林の中に在り。

象坪山(愛宕山)その2_c0337257_12061116.jpg

確かにありました。
立派な山道が!(爆)
山頂から西の方向に延びています。写真は山頂方面を見た構図になっています。

  登口に鳥居立ち、二三十本の杉の古木あり。



象坪山(愛宕山)その2_c0337257_12061110.jpg

ありました! 鳥居です。



象坪山(愛宕山)その2_c0337257_12061188.jpg

杉の古木はもはや朽ち果て神と化したやうです。(笑)

  其傍には又一つのがらんとしたる堂あり。



象坪山(愛宕山)その2_c0337257_12061167.jpg

堂はありましたが、近来建て直しとなったやうです。

  堂の前には山神の字を刻みたる石塔を立つ。



象坪山(愛宕山)その2_c0337257_12061187.jpg

って、・・・こ、これは
「量産型赤い祠MS−06S」!!(爆)

参詣の路は柏崎の山裾へと続いていました。
くらしの便利マップで鳥居のマークが付いている場所です。

賢明なみなさんはもうお気づきでしょう。
そう、yamaneko。ま~たまたやってしまったようです。
象坪山へ「裏口からおばんです。」を!!(爆)



気付けばyamanekoはヒドイ格好です。
チノパン、黒のTシャツは泥だらけ蜘蛛の巣のアクセント付き。
しかも全身ずぶぬれ・・・・・
水光園まで戻らなければいけません。
この格好で里を歩くのか? 人に見られるのはイヤだな。
山伝いに戻ろうか・・・・・
山人、山神の気持ちがちょっぴり理解出来ました。

結局、里を歩いて戻ることにしました。(ヤブ歩きはちょっとね・・・)

・・・・・・ぁぁ、yamanekoくん? きみ何か重大なことを忘れていないかね?

  堂の前には山神の字を刻みたる石塔を立つ。
     山神の字を刻みたる石塔・・・・・
       山神の字・・・・・


あっっ! 忘れてもうた!
「量産型赤い祠MS-06S」に惑わされて
忘れてもうたぁぁぁ!



by Wild_Cat_Seeker | 2006-07-10 05:47 | 遠野物語の地 | Comments(10)
Commented by imahiro2 at 2006-07-10 11:15 x
中沢に行ってしまったのでどうなったんだろうと心配しておりました。(←少しだけですがー。)
良かった、繋がって・・・・。
で、想像できる容姿に苦笑しております。
♪~忘れ物はなんですか~   と、唄ってしまう世代です!

Commented by tamachi at 2006-07-10 18:18 x
「忘れてもうた!」で爆笑したワタクシを許してください。
大変な探索でしたね~お疲れ様です。
きっと、一生忘れられない経験となることでしょう。

半ば山神と化したるyamanekoどんであった・・・どんどはれ(え、まだ終わっていない?)

Commented by yamaneko at 2006-07-10 20:37 x
imahiro2様
中沢の画像は梅雨のうちにアップしたかったもので(汗)。話の流れを切ってしまいましたね。スミマセン・・

先週あたり、柏崎に山人現るとか、変質者に注意とか回覧板廻っていませんか?

少なくとも3人には「おどろしき」姿を見られているのですが・・・

忘れ物は見つけにくいものです。(笑)

Commented by yamaneko at 2006-07-10 20:50 x
tamachi様
はい、まだ終わっていません。(笑)

ホントに情報って大切ですよね。
情報があれば、すんなり柏崎から登って、降りてくる。以上! で終わりだったのに・・・

はい、実はそんなことは全然思っていませんです。はい。

情報過多な世の中ですから、敢えて自分の感覚だけで物事に向かっていきたいと考えます。
最初から答えを知っていて、確認するためだけの旅だったら、それはつまらないでしょう。
「遠野通い派」の端くれとしては、終わりのない旅に身を投じたい。
あ、ああ!! 慣れないこと書いたので指が攣った!(爆)



Commented by tamachi at 2006-07-10 21:36 x
再コメに賞賛を込めて。

うむ、実に天晴れな心意気ぢゃ、yamanekoくん!
キミのしたことは決して無駄ではないゾ。
遠野を人の倍堪能するには、ありきたりの情報をあてにするようでは些かつまらぬ。

キミの中で沸々と漲る野生の勘を信じて行き給へ!

(うへぇ、クサい;・・・スンマシェン)


Commented by yamaneko at 2006-07-10 21:47 x
あ、くっさぁあ~~!(笑)

でも、うれしいです。(V!)

Commented by about at 2006-07-11 00:22 x
はぢめまして、お晩でございます。
tamachiさんのところより流れて来ました。
tamachiさんのところに辿り着くとほぼ同時にrssをひそかにチェックしておりました。
登山家?であったのですね。道の消えた藪の中、白見山頂を目指ししかも一晩泊まる…。軟弱でヘタレな私にはできません、というより最初からやろうとも思いません(笑)。
今回も藪の中を行ったようですね。裏口からご苦労様でした。国道から山頂に松か何かが見えるので「誰か、何か」が祭られているだろうことは想像してましたが確認してみようとは思いませんでした。自宅近辺なら縁日で拝みに行くこともありますが、その辺りは近辺ではないので全く未知です。
やはり「私の知らない世界」が楽しみであります♪

追伸 ダーティーファイター御用達ならジムニー(2スト)ですが遠出はできないのが問題です。いや、よけいなお世話ですね、たいへん失礼しました。おいとまします。

Commented by numako at 2006-07-11 03:08 x
そう、少しの情報を頼りに自分で見つけたときの感動は計り知れない物がありますよね。
最近ワタシは分かりきった情報で行動してるので_|‾|○

aboutさん、今やコレクターズアイテムな2ストジムニーでのダーティファイト、御見逸れいたします。
しかしジムニーすら、琴畑から樺坂峠は勿論、明神平から初神、堺木峠と走破したyamanekoさんの青い彗星号(だったかしら)の敵では無いぞよ(笑。

Commented by yamaneko at 2006-07-11 06:51 x
about様
初コメありがとうございます。
また、密かなご訪問も(笑)、感謝いたします。

ワタクシ決して登山家などという大それたものぢゃあございません。登山家必須アイテムである強靭な肉体、精神を持ち合わせておりませんから。(笑)
あるのは「そこそこの好奇心」だけです。

ジムニーですか・・・確かにもう少し車高がある車だったら行動範囲も少しは広がるのですが・・・(その分、無茶しそうでコワイです)


Commented by yamaneko at 2006-07-11 07:03 x
numako様
先日、某所で教えていただいた昔の航空写真にハマっております。(笑)
今暖めている無茶な企画に一助となりそうです。

はは、「青い彗星」号もある意味可愛そうなヤツです。普通なら街中で快適に過ごしているはずなのに、オーナーがへんなヤツだったばかりに、腹は擦るわ、ボディーはキズつくわ、おまけにカナホッパで一晩放置プレイされるわ(爆)

ダーティーファイトの醍醐味は、街車(まちをはしるくるま)で限界ギリギリの勝負をするところでしょうか?(時折ハマってタイヤを焼きますが)


名前
URL
削除用パスワード


<< 柏崎界隈の山人      中沢の荒神様 >>