2006年 05月 27日
遠野物語5話 名を初神林道と云ふ。 ひどい悪路でした。ワタクシのダーティファイター歴の中でも十指に入るヒドさでした。 峠をひとつ越えて時速10キロの超ノロノロ運転で進む。 初神の集落でキジとテンを目撃。ほどなく和山への分岐があったのですが・・・・ 立て札には「地区民以外通行禁止」と書いてあります。いやいや、それ以前にこの荒れた路面を見たら通行しませんて! というわけで涙を飲んで和山訪問は中止です。 先を急ぎたいのですが、悪路がそれを阻みます。特に水の流れるところは要注意! 思わぬギャップが隠れていて、クルマは腹をこすり、yamanekoは舌を噛みます(痛)! ようやくと赤柴川沿いの舗装路に合流。県道釜石遠野線に至る道は通行止。理由がすごい。「市道廃止による」だって! まあ、ワタクシの行く道は逆方向なので支障ないっす。 狭いながらも楽しい舗装路(笑)。 行程一気に捗り・・・・ 赤柴(アカスバ)の牧場で牛君のお出迎え。そして集落が尽きた途端に境木峠越えのダートが始まった! 笛吹峠が通行止となった今(2006年5月5日現在)、遠野から大槌に抜ける最短路はこの道だ。 そして、スリーグリーンラインへ合流。 理由に違いこそあれ、はからずも明神平から遠野郷山口村へ古(いにしえ)の路を二里以上迂回したわけです。 まだ10時前だし、今度こそ本物の観光客と化して(笑)水芭蕉でも愛でにいきましょうかね。 しかし、「ナントカ湿原」でもなく「ナントカ沢」でもなく、ただ「水ばしょう」と言い切るその姿勢はスバラシイ!! いえ、茶化しているわけではなく、水ばしょう=遠野:貞任としたいくらいに感動しました! 尾瀬なんかなんぼのもんじゃい!!(どこの人?)
by Wild_Cat_Seeker
| 2006-05-27 06:36
| ダーティファイト
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Comments(12)
HNは単なるタイプミスです;
別棟(ココログ)ではtamay・・・・と称しているので文字の一部修正で「2度も」ミスったようです。 まず、ワタクシの代わりに(爆)こんたな悪路を走ってけでありがどがんす! も~見ただけで怖気づいてとても通れません! 昔も凄かったけど、今も凄い道・・・先人達の苦労がしのばれます。或る意味、いい体験をなさったのでは。 プチ遭難に遭わず何よりです。 「水ばしょう」! 「水芭蕉といえばあそこじゃい!」と、地名を表記せずとも見た人はそこが何処だか分かる・・・とでも言いたげなどーぶつ的勘を試すかのようないい看板です(笑)。
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tamachi様
謎のhnはタイプミスでしたか(笑) まぁ、ワタクシも時々[yananeko]とタイプし慌てて訂正してますから(アブネー)(爆) 「駄賃付の路を行く」はやってみたいテーマだったので張り切って突入したのですが、いやはや・・・「青い彗星」の寿命を縮めたかもしれません。もう一回チャレンジしてくれと言われたら「その日は爺さんの葬式で」と言って逃げます。(笑) 今回走った林道がどこまで古の道と重なっているか疑問はありますが、ま、雰囲気を掴めればそれでよしとしましょう。(自己完結) 走るのに神経を使いすぎて映像が極端に少なかった。(自己反省)(笑)
むかし若かった人たちが言ってましたぁ。
昔より増えたよね~ と。???本当か? 繁殖力が強いのでしょうか? 実際に広がっているか、縮小しているかわかりませんが、結構な範囲に大小の水芭蕉があって、近くで見ると驚いてしまうほど大きな物も有ります。 適度な距離感をもって愛でるのがいいようです。
romi様
水芭蕉は貧栄養下でこそ可憐ですが、栄養たっぷりですと・・・・バケモノになります! 貞任高原ですから沢水に牛くんの恵みが含まれている可能性はありますね。 尾瀬の山小屋まわりの水芭蕉は「怪獣化」していますからね。 明日アップしようと思っていましたが、 土曜スペシャルということでアップしましょう(笑)
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numako
at 2006-05-27 22:28
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お見受けした所、高級外車(w で和山はともかく明神平から初神を通って赤柴まで抜けたのですか?!
まあ、琴畑から樺坂峠を越えてカナホッパまでだって、普通は乗用車では敬遠しますです(w。 ここだけの話、和山への隠れ道を。 初神の学校跡を過ぎた辺りに右手に登っていくけっこう大きな林道があったっと思います。 そこを行くと民間の産廃処理場へたどり着くのですが、そこから和山へ昔ながらに近い道が続いています。 そもそもこのルートが和山街道の一部なのだと思います。 乗用車で通れない事も無いんですが…(w
numako様
国土地理院秘蔵の1/2.5万地形図(笑)をつぶさに見ましたところ、確かにありました初神集落から右手に上がっていく林道が・・・実のところ目には入ったのですが、あまり状態がよくないと判断し、より短距離で行けるであろう沢沿いの林道を行こうとして「進入禁止」に遭遇したわけです。 しかし、numakoさん、お詳しいですね。 ますます「タダモノ」ではないと感じます。
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numako
at 2006-05-28 17:27
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いや、そこ行かなくて正解です(汗。
産廃まではトラックも通ってるわけですからなんとか行けるでしょうが、その先はちょっと軽四じゃないときついかも。 でもそこを行くと和山のすぐ手前に石碑群があるのですよ。 そんな詳しい訳じゃ無いんですが(汗、昔フツーにバイクで林道歩きをしてたとき、たまたま沢沿いの方から和山に登っていき(当時は立札は無かった様な)家があるのにビックリしました。初神や上台にも…。 結局これがきっかけで、学生の頃ざっとしか読んで無かった「遠野物語」をくりかえし読む様になって、街道筋だったんだなあと。 他にも点々と石碑が立ってるんですがやっぱり白眉は上台の先、芳形にある「児島大梅の句碑」でしょう。 ここも車で行けない事も無いんですが…(汗。
numako様
泥縄ながら、旧和山街道の大体の道筋は把握できました。numako様の日記をyahoo検索で見つけましたので(笑) やはり、その道(林道、廃道)のエキスパートだったのですね。 この街道に関しては現在のあらゆる地図は役に立ちませんね。4輪で攻めるのもどうやらダメなようですねぇ。 次の機会を待ちます。
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at 2006-05-28 23:53
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ウヒッ!見つかってしまった(笑。
お恥ずかしい限りで、本気で山歩きをする方には敵いませんです。 私はバイクで行ける所しか行ってませんが、このルートなら歩いても楽しめるかもしれませんです。 小鎚種戸も下ってみたい。
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numako
at 2006-05-28 23:54
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