山猫を探す人Ⅱ

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2005年 09月 08日

別の闘い

 昨夜はほとんど眠れませんでした。20:00消灯などという神をも恐れぬ所業に面食らい、必死に順応しようとしましたが、ウトウトしだすと奥の爺さんのイビキに襲われ、もしくは巡回看護婦の足音にドキドキし(ってなに?)、あるいは寝返りの打てないワタクシメを襲う背中痛によって現世に連れ戻されるのでした。
この背中痛、夜半過ぎるころにはピークを迎え、寝ていられなくなりましたよ。そこで恐ろしい事態に気付きました。
寝た状態から起きるという行為って、こんなに苦痛を伴いましたっけ? 
ここにきて初めて挿管プレイに伴う痛みを認識しましたよ。メスを入れた箇所の痛みではなく、胸腔内のチューブがワタクシメのスペアリブに当たる極めて内臓的な痛みを!! 
この痛みのため、なかなか起きられずジタバタする様はまるでひっくり返ったカメさんでして、そんな醜態を看護婦さんは見逃しませんでした。
「眠れませんか?痛むようでしたら鎮痛剤出しますね。遠慮しないでナースコールしていいですよ。」って、ああっ!なんてやさしい方なんでしょう! あなた様は天使様ですか? 
でありがたく鎮痛剤をいただくと、ワタクシメは呆気なく朝まで眠り呆けたのでした。(単純!)


病院の朝は早いっすねぇ~。起床は一応、6:00! 
でもさすがジジババの多い病棟だけあって、みんな5:00くらいからごそごそもぞもぞと動きだすので、こちらも目が覚めますですよ。んでもって7:00には朝食ですな。
 古今東西老若男女問わず、病院食はマズイとおっしゃる方がいらっしゃいますが、ワタクシメにとっては『へるすぃ~&ていすてぃ~』でしたよ。なによりも上げ膳据え膳なのがグットですよ。


朝、昼と美味しくご飯を頂戴して、ここで気付きました。大ちゃんが来てません。バリウムは固まり、ドレインチューブのおかげで踏ん張る力は殺がれましたですよ。
やっばいな~。これはヤバイですよ。


夜、後輩Yの報告見舞いを受ける。
下剤2種類の処方。便意はあるのでトイレには行くのですが踏ん張ってもウンチ出ず、エアーリーク盛大に起こる。


入院2日目で、戦う敵は気胸よりも便秘になってしまったですね~。とほほ・・・・・



by Wild_Cat_Seeker | 2005-09-08 23:42 | 厄年入院日記(き、気胸なり!) | Comments(0)
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